September 01, 2022

【飲食店】業種、業態の種類をご紹介!

こんにちは!kitchen BASE(キッチンベース)です。
飲食店には様々な業種、業態があります。もちろん、幾つかの業種が混じり合った飲食店、幾つかの業態を持っている飲食店が多いです。そんな中でも人気となっている業種や、ここ最近急上昇している業態もありますので、今回はそんな飲食店を取り巻く環境を徹底解説していきます!

業種とは

まずは業種と業態の区分を明確にしていきたいと思います。
業種とは、「取り扱う商品」や「業務内容の種類」で分類したものです。飲食店ですので、中華料理なのか、和食屋さんなのか、ラーメン屋さんなのか。
そういった「何を提供するのか?」で分けたものが業種です。
〇〇屋さんの〇〇に当たるものだと思っていただけたらわかりやすいですね。
もちろん、複合していくつもの業種を行っている飲食店ももちろんあります。

業態とは

変わって業態とは「商品の売り方」によって営業形態を分類したもののことをいいます。わかりやすい例で例えると、デリバリーなのか、イートインがあるのか。またテイクアウト専門店なども業態のことを指します。どのようにしてお客様に提供するのか、その分類になります。業種と同じく、一つだけに絞っているところだけではなく、昨今のコロナ禍の影響で複数の業態を持っている飲食店が多いです。

【飲食店】業種一覧

まずは飲食店の業種を一覧で見ていきましょう。こちらでほぼ網羅できているのではないか、と思います。実際にどのような飲食店を提供するのか、で客層も提供するメニューの金額も大きく変化していきます。

フランス料理

フランス料理とはその名の通り、フランスで発祥した料理のことを言います。世界三大料理の一つに数えられるほど有名な料理になります。
またフランス料理の中でも地域によって大きく顔を変えます。価格帯は中〜高単価。レストランなどであれば、フルコースで提供され、給仕も専門の知識を持ったスタッフが行います。またビストロという大衆料理店もこれにあたります。

創作料理

創作料理とは、既存のレシピにとらわれない自分で考えたオリジナルのメニューを提供する形のことを言います。基礎として様々な料理を踏襲しながらも、自らのアイデアで新しい料理を生み出した料理のことを言います。色々な業種から派生しています。

アメリカ料理

アメリカは諸外国と先住民からなる多国籍文化なので、定義が難しくなりますが、コマーシャルなどで大々的に取り上げられ、ポピュラーになっているそれのことを指します。わかりやすい例であげると、ハンバーガーやポップコーンなどがそれに当たるとされています。

ドイツ料理

ドイツ料理は、風土的に食材が不足しがちであるために工夫されたものが多いです。代表的なもので馴染みがあるものなら、ソーセージなどです。また、じゃがいもを使った料理が一般的とされています。

スペイン料理

スペイン料理は山の幸、海の幸を活かした料理です。しかしながら地域によって風土、気候が大きく変わることから、すオエ院料理といっても一括りにはできません。その上各家庭で料理の味が変化すると言われていて、その家庭ごとに異なるレシピが用意されていると言われています。

中華料理

中華料理は世界三大料理に挙げられるほど、有名な料理です。中華料理と言ってもさまざまな地域によって特色が大きく分かれており、味も調理方法もさまざまです。日本における中華料理は、日本人の味の好みにアレンジが施されているものがほとんどです。

和食

日本固有の文化とも言える和食です。日本料理ともいいます。狭義の意味では、精進料理や懐石料理などを指すことがが多く、日本の季節の食材を使用した料理が多いと言われています。

韓国料理

韓国料理は野菜を多用した料理が多いと言われています。それだけでなく特徴的なのが、スープを多用していると言われている点です。また、韓国ブームの影響もあり日本にも馴染みが深い文化といえます。

ラーメン

ラーメンは中華麺とスープを合わせたもので、日本でアレンジが加えられた中華料理と呼ばれるカテゴリと言われています。その地域独特の名前もついており、街中でも見かけることが多いのではないでしょうか?

焼き鳥

夜、焼き鳥屋を目にすることは多いのではないでしょうか?比較的安価でなおかつ酒類と提供されることが多い料理です。今ではコンビニでも購入ができ、日本人に馴染みの深い料理となっています。海外で紹介される際も「yakitori」とそのまま呼ばれることが多いです。

エスニック料理

エスニック料理とは、直訳すると「民族料理」となります。しかし、日本で定着している言葉としてはタイや東南アジア近辺の香辛料を使用した料理のことを指します。
辛味があり、独特な味をしているので、ハマる人が増えています。

ワイン酒場

ここ最近増えてきているのが、ワイン酒場です。ワインを中心に、ワインに合う料理を提供するのが一般的です。提供する料理はさまざまで、和食やおでんなどをメインにアレンジし提供したりし、お客様の心をつかんでいます。

イタリアン

イタリア料理のことを、日本ではイタリアンと呼ばれています。オリーブオイルやトマトなどを使用されていることが多いです。イタリア料理も他の民族料理と同じく地域によって大きく異なります。わかりやすい例であればパスタなどが代表的で馴染みが深いと言えるでしょう。

洋食

洋食とは、広い意味では日本国外の料理のことを指しますが、狭義では「日本で独自に発展した西洋料理」のことを指します。日本人に馴染みが深く、日本人に馴染むように変化していったものであり、今もチェーン店なども多く親しまれている料理です。

すし

日本が世界に誇る食文化の一つに挙げられるのがすしです。海外の方がきた際に食べたい料理に数えられることもあります。高級店でしか食べられませんでしたが現在は回転寿司などの普及により、庶民的な料理になりました。

焼き肉

こちらも日本独自で発展した文化と言われています。
食べ放題の店も多く、安価で満足できる肉料理と言えるでしょう。ここ最近は一人で楽しむお店も増えてきたことから、焼き肉にいくハードルが大きく下がりました。

そば

そばを専門で出すお店のことを指します。特に関東地方に多く、西日本ではうどんなどが主流です。駅前にスピードよく食べられる立ち食いそばなどもあり、日本固有のファーストフードと言われています。

居酒屋

多種多様なメニューを用意し、酒類と楽しむお店です。座敷やテーブルなども用意し客数を多くとり、酒類にあうメニューを提供するタイプが多く主流です。

バー

メインはお酒を楽しむ店で、つまみなどは乾き物が多いです。もちろん料理にこだわっている店も多いですがメインはお酒をゆっくりと楽しむお店が多いです。店舗スペースは小規模で可能ですので、繁華街のビルに入っていることが多いです。

カレー

日本で独自の進化を遂げたカレー。カレー専門に提供する店も増えてきました。お客様を飽きさせない豊富なカレーの種類、安定した味などが求められる上に、専門店も多くなってきていることから競合は多いと言えるでしょう。

ステーキ・ハンバーグレストラン

馴染みが深いのはチェーン店かもしれません。ファミリーレストランの形式をとっているところが多くなります。しかし、近年、一人でも入りやすくなおかつ立って食べる店も増えてきていて、いろんな客層が楽しめるようになってきました。

シーフードレストラン

シーフードを中心に提供するレストランのことです。エビや魚などの魚介類を調理師提供します。メニュー数も豊富で、家族でも楽しめるようなレストランになっていることが多く、楽しめるようにしています。

オイスターバー

その名の通り、牡蠣を中心に提供する店です。ワインなどと合わせて楽しめるようにしています。生牡蠣など、普段家庭では食べられない味を楽しめます。

オムレツ・オムライスレストラン

日本独自で発達した西洋料理洋食。その洋食の中でもオムライスやオムレツなどを専門にしている店です。日本人の好みに合わせて作れているため、馴染みが深く家族で楽しめるようにしているお店も多いです。

喫茶店・コーヒー専門店

コーヒーと場所を提供するのが喫茶店、コーヒー専門店です。多種多様なコーヒーの知識を持って提供していく専門店は人気が高く行列ができていることもあります。

フルーツパーラー

フルーツを中心に提供するフルーツパーラー。ふんだんに旬のフルーツを使ったパフェなどが有名です。人気が高くSNSで有名になることから、若年層に人気が高いです。

ベーカリーカフェ

焼きたてのパンをその場で食べられたり持ち帰られたりするベーカリーカフェ。気軽に立ち寄れるなどの理由で、人気を博しています。

甘味処

あんみつなど、和を大切にしたスイーツ、和菓子が楽しめる店です。
昔からの店が比較的多く、歴史を感じられるところが多いです。

ジューススタンド

その場でフルーツを絞って提供してくれたり、新鮮なジュースを楽しめる店です。テイクアウトが主になっており、駅構内などで気軽に購入できるようになっています。

【飲食店】業態一覧

次は業態を見ていきましょう!
ここ最近新しく増えてきた業態もあったり、昨今のコロナ禍で話題になった業態も多いです。ぜひ頭に入れておいてください。

ファストフード

サクッと行ってさっと食べられることで有名なファストフードです、ハンバーガーチェーンや立ち食いそばなど、多様ですが人通りの多く、急いでいる人の多いところに多いです。比較的安価なメニューを提供している一方で回転率が非常に高くさまざまなお客様が出入りします。

カフェ・喫茶

大手チェーンから個人でやっているところまで、幅広いのがカフェ・喫茶です。コンセプトをしっかりと決めて、お客様に伝える店が多く個性豊かです。常連、リピートしてくれるお客様を捕まえることで安定につながることが多いです。

バイキング

食べ放題のスタイルのお店で、給仕するオーダーバイキングとお客様自身がとるセルフバイキングがあります。お客様自身で取りに行くスタイルのお店が多く、給仕があまり必要ありません。
まとめて食事を出すためにロスが多く出ることはありません。金額も普段の外食より少し高めに設定されていることから、安定しやすいとも言われています。

ビュッフェ

バイキングと同じ意味に扱われることが多いビュッフェ。現在では同義にされていることが多いですが、元々ビュッフェは「立って食べる」という意味のことをいいます。バイキングは食べ放題の和製英語。現在は同義ですが実際に成り立ちが違いますのでなんとなく覚えておきましょう。

ダイニング

ダイニングとは、簡単にいうと「洋食の飲食店」のことを言います。現在で主に使われているのは、和食の名称と合わせて「ダイニング」という言葉をつけることが多いです。この意味としては、和食専門店ではない、というお店のコンセプトと言えるでしょう。

テイクアウト

新型コロナウイルスの影響により、店内での飲食制限などがありました。そんな時にさまざまな飲食店がトライしたのがテイクアウトです。
店内で調理師持ち帰って家で食べるスタイルは、今までももちろんありましたがコロナ禍で再度見直されていると思います。

ホームデリバリー

昔から日本にあった出前文化。こちらは配達員を特別に用意しなければならず、多くの飲食店が手を出していなかったです、ですが現在、ウーバーイーツをはじめとするホームデリバリーアプリが盛んに取り上げられるよになり、家にいながらにしてお店を美味しい料理を楽しめるようになりました。今、注目されている業態と言えます。

立ち飲み

お酒を楽しむお店として、安価な居酒屋として主流なのが立ち飲み。
さっと行って少しだけ飲んで帰るなど、サラリーマンが多かった印象です。今ではさまざまな工夫を凝らし、女性客の取り込みも行っているお店が多くなってきました。


まとめ

いかがだったでしょうか?
さまざまな業態、業種がある飲食店業界。
これからやってみたい!という方はどんなお店にしたいでしょうか?現在経営されている方はどんなお店なのでしょうか?
コンセプトをしっかり作り、お客様を離さないようにするためにはどうすればいいか、考えていきましょう!

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