


デリバリーを拡大するためには場所や
準備期間、従業員が必要です。
キッチンベースを活用することで、
リスクを減らしてデリバリーにチャレンジできます。


必要なノウハウがまったく違います。
立地条件や配達員との連携、
プラットフォームの活用など必要な環境をサポートします。

使える・学べるシステム

正確なデータの取得が可能です。
売上の予測や戦略の材料など、
データの活用はあなた次第で無限大に拡がります。

集まるコミュニティ

ライバルであり仲間である同業者が切磋琢磨しています。
空間をシェアしているからこそ、
刺激を与えあう関係がつくれます。

フルセットプラン

ハーフプラン

スケルトンプラン

始めたいビジネスに合わせてお選びください
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STARTUPスタートアップのための
フルセットプランデリバリーレストランを始めるための設備が整ったフルセットプラン。設計や工事が必要ないので、最短でオープンさせることができます。 -
LOCAL RESTAURANTローカルレストランのための
ハーフプラン最低限の設備を備えつつ、好きなようにカスタマイズできるハーフプラン。始めたいレストランに合わせて設計・施工し、最適の環境を整えることができます。 -
FRANCHISEフランチャイズのための
スケルトンプラン初期設備はシンク・フード・手洗い場のみのスケルトンプラン。既存店舗やフランチャイズで使用している設備に合わせてセットアップすることができます。

こんにちは、KitchenBASEです!
みなさん、「シェアキッチン」という飲食店運営の仕組みをご存知でしょうか。
シェアキッチンは、その名の通り複数の店舗でキッチンを共有しながら商品をお届けできるという、飲食業界における新たな出店スタイルです。
本記事ではシェアキッチンの用途やメリットをまとめながら、キッチンベース が運営する「クラウドキッチン」や、新たな飲食店の出店スタイルとの違いを解説します!
シェアキッチンとは
シェアキッチンとは、ひとつの厨房設備を、複数の料理人でシェアしながら料理を提供できる施設のことをいいます。
種類としては、大きく二つの形に分類できます。
ひとつは、「デリバリーを行うことができるシェアキッチン」、
もう一方は、「店内販売・飲食スペースを設けているシェアキッチン」です。
店内で販売・飲食可能なシェアキッチンは、カフェやレストランなどの飲食店の運営や、お惣菜屋やお菓子店・ベーカリーなどの製造場所として使用することができます。
料理人が開業を考える際に、大きなネックになるのが初期費用や、家賃・設備費などの運営資金です。一般的に、0から店舗を開業するには1000万円以上かかるといわれています。
シェアキッチンでは、施設費やキッチン・備品を共有することでこれらの膨大な運営コストを下げることが可能です。
また、ひとつのコミュニティとして飲食店同士の輪が広がることも大きな特徴です。
複数の店舗が入居する施設として周知できることで、より魅力的な売り場づくりに向けて協業したり、これまで接点のなかったお客様の集客に繋がるというメリットも。
なぜいまシェアキッチンが注目されているのか
シェアキッチンが注目される背景には、ECでの販売など、お客様の目の前で商品を届ける以外の新たな飲食のカタチが浸透してきているということがあります。
中でもモノや場所、スキルを複数の利用者でシェアできる「シェアリングエコノミー」の拡大は大きな一因です。飲食業界でもUber Eatsをはじめとする、フードデリバリープラットフォームが登場したことで、飲食の届け方も多岐にわたるようになりました。
シェアキッチンも、シェアリングサービスのひとつとして、店舗運営のハードルを下げながら複数の料理人と場を共有できるということから支持を集めています。
似ているサービスとの違いは?
■クラウドキッチンとの違い
クラウドキッチンは、デリバリーサービスを提供するゴーストレストランの集合体として運営されている施設です。シェアキッチンとの違いをひと言で表すと、「施設全体がデリバリーに特化しているかしていないか」であるといえます。
デリバリーに特化したい店舗がシェアキッチンに入居すると、駅から遠い・デリバリーのニーズに合わないなどの場合があることに注意が必要です。
■間借りとの違い
間借りとは、既存飲食店の営業時間外にスペースを借りることで、飲食を提供するスタイルです。間借りでは、日中などの限られた時間内でしか運営ができない一方、シェアキッチンでは好きな時間にお店を利用することができます。
衛生面に配慮された環境で運営したいという方には、間借りよりシェアキッチンの利用がおすすめです。
間借りではオーナー店舗が利用した設備を引き継いで営業を行うことになりますが、シェアキッチンでは、利用者が使った状態の設備を清掃してくれる業者によって、クリーンな環境が保たれます。
一方で、シェアキッチンの料金形態はほとんどが時間貸しのシステムになります。シェアキッチンで毎日、ある程度まとまった時間営業したいという場合にはコストがかかるため、間借りを検討するのがよいでしょう。
■キッチン付きレンタルスペースとの違い
キッチン付きレンタルスペースは、料理動画の撮影、パーティー、料理教室、セミナー、イベントなどのさまざまな目的用途で、主に短時間で利用される施設です。
商品の販売やイートインスペースでの飲食を提供するには、シェアキッチンが適しているといえます。
よくある料金形態
シェアキッチンは、30分や1時間ごとなど時間単位で契約できるサービスが一般的です。
利用料はカフェ営業や、ベーカリー、お菓子やお惣菜などの製造、レストラン営業など、店舗のジャンルと昼夜などの時間帯によって異なります。
相場としては、最安1,500円〜3,000円で借りることができます。
また、初期登録料と、利用料のみで利用できるサービスが主流となっています。消費税・共益費込も含まれるため、利用料はほぼ家賃にあたると考えてよいでしょう。
各サービスによって、6ヶ月契約で週1での営業ができるなどの、さまざまな利用プランを展開しているので、目的や利用頻度に合ったプランをご検討ください。
お店同士のコミュニティ形成の場として
シェアハウスが複数の利用人で同居できる施設であるように、シェアキッチンではさまざまなジャンルの料理人がいる環境で商品を提供することができます。
店舗同士のつながりを作りながら、相乗効果を発揮してシェアキッチン全体の集客力を上げたり、コミュニティづくりの場としても活用できることが特徴です。
しかし、販売・飲食可能なリアル店舗型のシェアキッチンでは、施設に訪れたお客様を自分の店の方に集客することが必要です。そのため、調理や経営のノウハウを共有しても、お互いがピュアな気持ちで運営しづらいという面があります。
シェアキッチンと同じくコミュニティ形成の場としてのメリットがあるクラウドキッチンでは、各店舗「デリバリーの売上げをあげる」という目的が一致しているため、隣のキッチンとフラットな関係を築くことができます。
ノウハウを共有した場合でも、自分の店舗に影響が出ることがないため、販売数や売上げを共有することも。他店ではこんな数が売れるんだ!という気づきから新たな目標を立てるなど、店舗同士で切磋琢磨しながら運営することが可能です。
デリバリー専門店として、横とのつながりを大切にしたいという方にはシェアキッチンよりもクラウドキッチンの利用が向いているといえます。
シェアキッチンでデリバリーは可能か?
これまでのデリバリーとは飲食店経営の副収入として運営する形が一般的でした。
しかし、現在コロナの拡大でデリバリー需要が高まるにつれ、注文量は副収入としてさばける量ではなくなってきています。
デリバリーの戦い方と、シェアキッチンでの戦い方は全く別モノです。
もしデリバリーに特化するなら、シェアキッチンではなくゴーストレストランや、クラウドキッチン、居抜き物件の利用をおすすめします。
まとめ
シェアキッチンは、開業・運営資金を抑えながら短時間の利用で販売や飲食メニューを提供できる便利なサービスです。新しくビジネスを作っていきたい方にとって、それぞれ飲食への想いを持った店舗が集まる施設での運営は、刺激的で学びのある経験となることでしょう。
飲食業界では多様な出店スタイルが登場しはじめていますが、まずは自分の店舗運営の目的を明確にしてから、運営方法を検討していきましょう!
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クラウドキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、クラウドキッチンと呼んでいます。
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ご覧いただきありがとうございます!
KitchenBASE(キッチンベース) です。
さて、前回の記事では間借り営業のメリット・デメリットについてご説明しました。▶️記事はこちら
実際に間借りで開業するには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
今回は相場を調べてみました!
低資金で飲食店をはじめられる「間借り」とは
間借りとは、開業資金を抑えて飲食店をはじめたい人が、営業時間外の空いた店舗を貸し出したいお店を借りることで、気軽に飲食店をはじめられるシステムです。
条件によっては週1日、数時間から運営できるので副業やテストマーケティング、想い出づくりとしても開業することができます。
「既存の飲食店の空き時間で営業するため、営業時間に限りがある」、
「設備や内装を変えられない」、など不自由な点もありますが、スモールスタートで飲食店に挑戦したいという方には開業しやすい方法です。
間借りの相場は?
間借り先は、8坪-20坪のバーや居酒屋などの比較的小さな店舗がほとんどです。
東京で間借りをはじめる場合、月にかかる費用の相場は10万-15万円になります。昼夜営業する店舗の家賃1ヶ月分だけでも、30万以上かかることを考えると、格段に安くはじめることができます。
気をつけていただきたいのは、昼のみしか営業できないケースです。
私たちが運営するキッチンベースも、元々は間借りでサンドイッチのゴーストレストランを経営するところからはじまりました。
その経験で身をもって感じたのは、昼の時間帯だけでは夜の営業と比べて融通が利かない、ということです。
たとえば、10時-15時で店舗を借りる場合。
夜は安定してお客さんを入れることができますが、ランチの場合はピーク時間を過ぎると注文が落ち着いてしまいます。
また、メニューがよく売れていて高い販売目標を立てたとしても、自分たちの材料や設備を置くスペースが足りずに提供できる数に限りがでることがあります。
ゴーストレストランを開業したい方が、営業時間や売上に制限なく、スピード重視で安定的にメニューを提供できる場をつくりたい。
当時日本でまだ上陸していなかったクラウドキッチンサービス(KitchenBASE)を立ち上げた背景には、この間借り期間での気づきが大きく影響しています。
間借り営業は低予算ではじめられる反面、安定的に売上を伸ばすにはリスクもあるということをぜひ頭に入れておいていただきたいと思います。
間借りのよくある料金形態
物件のマッチングサービスを利用する場合
希望条件にあった間借り先を素早く探すなら、間借り専門の仲介サービスの利用がおすすめです。
現在多くのサービスでは、仲介手数料が発生する代わりに初期費用0で利用することができます。初期費用には敷金・礼金がかからないサービスと、支払いが必要なサービスがあります。また、水道光熱費は、利用料の中に含まれていることがほとんどです。
支払いについては、多くのサービスが1ヶ月ごとの先払いを導入しています。
月の途中から店舗営業をはじめる場合には、日割計算での支払いと前家賃が必要となります。
また、最近では1日単位で契約できるマッチングサービスも登場しています。
マッチングサービスの利用には、オーナー様との間で物損などのトラブルが起きた際に介入してくれる、などのメリットがあるため、間借りを検討される際は条件にあったマッチングサービスを活用してみましょう。
間借りの家賃料について
間借りにかかる家賃は、店舗の家賃をベースに、貸し出し時間や曜日などの条件によって決まります。
ここからは、1坪あたりの平均値を踏まえて、地域別飲食店の家賃相場をまとめます。
家賃相場を知ることで、お申し込みの際に賃料が割高なのか割安なのかを知ったり、交渉することも可能になります。間借りの場合は利用時間にもよりますが、坪単価が低ければその分低い家賃ではじめられるとお考えください。
東京都の場合
東京の1階の坪単価の平均値 33,897円(直近1年間)
・23区
港区の場合・・・28,878円
新宿区の場合・・・27,647円
中央区の場合・・・29,035円
・郊外
武蔵野市の場合・・・24,146円
町田市の場合・・・19,417円
神奈川県の場合
神奈川県の坪単価の平均値 17,889円(直近1年間)
横浜市西区の場合・・・24,976円
横浜市中区の場合・・・18,041円
鎌倉市の場合・・・28,123円
大阪府の場合
大阪駅周辺の坪単価の平均値 23,779円(直近1年間)
大阪市浪速区・・・18,436円
大阪市西区・・・16,415円
大阪市北区・・・21,636円
大阪市中央区・・・20,903円
枚方市・・・14,295円
吹田市・・・12,845円
どのくらいの期間借りるのが一般的?
主に月単位からの契約でお店を出店することができる間借り。
実際のところ、「うまく売上が上がらなかった」、「メニューやマーケティング施策を考え直したい」、「経験づくりとして満足した」などの理由で1-2ヶ月で契約を終わらせる方が多いのが現状です。
また、経営が軌道に乗ってきた場合、開店から3-4ヶ月で自分のお店を持つ決断をする人も。将来時間やスペースにを自由に使いながら、本格的に経営をしたいという方は、あらかじめ何ヶ月という期間を決めて挑戦することをおすすめします。
まとめ
通常1000万以上かかるといわれる飲食店の開業資金も、間借りなら10分の1の資金で開業できます。
また、月額で契約することからも、開業資金を回収できず廃業するというリスクがありません。間借りなら、まずはスモールスタートで、ブランドを構築していきながら最適なタイミングで飛び立つことができます。
飲食店の起業を考えておられる方は、数ヶ月と期限を決めて挑戦することから始めてみてはいかがでしょうか。
また、比較的小さな店舗を利用する間借りのスタイルはゴーストレストランに向いているといえます。本格的なデリバリーメニューを、営業時間などの制限なくスピード感を持って提供したいという方には、クラウドキッチンでの開業もひとつのステップアップ方法です!
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▶︎ クラウドキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」とは?
クラウドキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、クラウドキッチンと呼んでいます。
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「間借り」とは
「間借り」とは本来、代金を払って他人の家の一室を借りることを意味する言葉です。近年は、既存の飲食店の営業時間外や、使っていないスペースを借りてお店を出店するという、飲食の出店スタイルとして浸透しはじめています。 「夜開店するバーを借りて、昼間にカレー屋を開業する」 「夜営業のダイニングレストランを借りて、昼間にハンバーガーを売る」 など、営業時間の異なる店舗をシェアしながら別業態のお店を開業できることが特徴です。 週1日〜数時間単位で契約できる店舗もあるため、副業として飲食店をはじめたい方や、コストやリスクを減らして小さなところから開業に挑戦したいという方にとって、利用しやすい開業方法です。 間貸しする側の飲食店にとっても、日中空いている店舗を貸すことで「副収入を得られる」というメリットがあります。
間借り営業のメリットとデメリット
メリット①少ない開業費用でオープンできる
新しくお店をはじめるには、テナントの契約金などの物件取得費や、内装工事・設備投入といった店舗投資費用など多くの費用が必要です。 都内で飲食店を開業する場合、開業資金は1000万円かかるといわれています。 一方、間借り営業の場合は、実店舗の10分の1ほどの資金で開業することができます。間貸しする店舗が提示する条件次第では、店内の設備を自由に使わせてもらえることも。 もともと開業に必要な設備が備わっているため、最低でも家賃3ヶ月分と前家賃、調理器具、食材費があれば運営できるでしょう。 また、自分には飲食店経営が向いているか分からないという方でも、まずは「間借りさせてもらう店舗の定休日限定」で開業することも可能です。 できるだけ開業資金を抑えながら、自分たちが望む条件とマッチした店舗選びを行うようにしましょう。メリット②いつでもエリアを移動できる
自分たちが運営したい店舗のジャンルや客層・立地などが間借り先と合わない場合、フレキシブルにお店を移動しやすいことも特徴です。 実際に利益が出るのか、運営しているエリアでメニューが受け入れられるのかは、店舗をはじめなければ分からないものです。 間借りの場合は、家賃契約が一般的であること、設備投資やテナント契約をする必要がないことから、別のエリアで挑戦したいという場合にも身軽な状態で移動することができます。 経営が軌道に乗ってきたところで、実店舗を出そう!と決めた場合、開店準備を進めながら並行して間借り営業を続けることも可能です。
デメリット①キッチンの設備や内装を自由に変えられない
間借りを行う多くの方が当たる壁に「自分たちが使える十分なスペースがなく、売上げが伸びない」ということがあります。 日中お店を貸し出す飲食店は、夜の営業を中心としたバーや居酒屋、カウンター型の店舗がほとんどです。 それら店舗の限られた冷蔵庫やキッチンスペースの中で調理を行うと、「営業時間は残っているものの、1日30食以上提供できない」などの課題が生まれます。 量を売っていきたいのであれば、本格的なキッチンで営業をはじめることが現実的でしょう。 また、間借りはあくまで他人のお店を使わせてもらうため、内装デザインを変更することはできません。 求めている雰囲気に合うお店が見つからず、借りるお店に合わせたメニューを作るしかなくなるケースがあることにも、注意が必要です。デメリット②営業時間が限られ、売上拡大が見込めない
間借りで飲食店をする場合、営業できる時間が決められているため毎日フルタイムで稼働することはできません。 特に、ランチ営業などの限られた時間内では、どんなにメニューが売れているとしても売上は限定的になってしまいます。 収入が限られるというリスクを抑えるために、まずは別の収入源確保を考えたり、副業としてはじめるのがよいでしょう。お店にファンが付いてきた場合には、本格的な飲食店の開業を検討してはいかがでしょうか。デメリット③固有の住所を持てない
間借り営業では、借りている店舗の住所で運営を行います。 そのため、住所をシェアすることで、郵便物が混同するなど店舗のオーナーとトラブルに発展することがあります。 また、インターネット上のmapや飲食予約サービスに店舗情報を掲載できないなど、集客のハードルも高まります。 お店のツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどのSNSでどれだけ集客できるかが重要です。 もし住所を構えて営業を行いたい、という場合にはクラウドキッチンを活用するというのも一つの手です。 複数のゴーストレストランが入居するKitchenBASEでは、入居するテナント毎に住所やポストを完備しています。集客に力を入れながら、独立したお店として営業することができるため、ハードルを低く飲食店を始めたいという方に選ばれています。
間借りの場合の営業許可はどうなるのか
間借り営業の場合、既存のお店の営業許可を使用するため新たに許可を申請する必要はありません。 しかし、お菓子や酒類を売るためには、菓子製造許可や酒販免許を取得する必要があります。お店のジャンルによっては取得すべき資格が決まっているため、間借りの契約をする前に確認することが大切です。 また、営業許可をシェアする上で、責任所在を明確にする必要があります。 間借り店舗でトラブルが発生した場合には、営業許可を持つオーナー側の飲食店が責任を負うことがほとんどだということにご注意ください。万が一、食中毒が起きた場合、どちらが営業停止になるのか
食中毒が出た場合は、病院で診断を受けた後、保健所の立ち入り調査が行われます。 菌の発生源が特定されると、連帯責任として2店舗とも営業停止になります。 間借りした店舗で食中毒を起こした場合は、借りている側の飲食店オーナーに影響を与えるためトラブルに発展するケースも多いです。 反対に、場所を借りているオーナー店舗側が食中毒を起こした場合、自分たちに否はなくても営業許可をシェアしていることから、休業しなくてはなりません。 飲食店用の保険に入り、休業補填を受けるなど、万が一の事態に備えておくことも大切です。