KitchenBASEは「新たな常識に挑戦する」を合言葉にして、デリバリー専門のクラウドキッチンとして誕生しました。利用するレストランオーナーにスペースと設備を提供するだけでなく、想いの詰まった料理をお届けするための販売サポートやコミュニティづくりまで行っています!
【KitchenBASE レストランインタビュー】
「何も分からないからこそ、うまくいきました!」 サーモンステーキ ROMI TOKYO (神楽坂施設) 花田克仁さん
次々に新店舗を構えながら、フードデリバリーの可能性を広げ続けるKitchenBASE。そんな国内最大級の実績の秘密を探っていくインタビュー企画。今回は、サーモンステーキ ROMI TOKYO 花田さんにお話を聞きました!KitchenBASEの魅力について現場の声を聞いていきましょう!!
■デリバリーを始めようと思ったきっかけはなんですか?
もともと農業大学出身でしたので、卒業時には農家と飲食業を掛け合わせた事業を検討していました。しかし、当時は決意できず、企業に就職して百貨店でオーガニック系の惣菜をつくっていたんです。飲食業界は思った以上に大変な面もあり、約4年働いた時に一般企業の営業職に転職しました。その後は、サラリーマンをしながらも、やっぱり飲食の仕事がしたいという思いが強くなっていきましたね。昨年コロナの影響を受け、リモートワークで時間ができる中で、また飲食に挑戦してみようと。
以前飲食に関わっていたとはいえ、調理もデリバリーも分からないことばかりの状態でした。いろいろと調べていく中で、KitchenBASEを知りました。短期間でオープンすることができて、ノウハウのシェアやサポートサービスがあることから自分にとって良いなと。実店舗は家賃なども考慮するとどうしても初期費用がかさみますよね。家が神楽坂に近いのですぐにここだなって思ったんです。
実は今年の7月に退職、10月に神楽坂の施設に入居したので、始めてからはまだ2ヶ月ちょっとなんです。入居するまでは、デリバリープラットフォームでアルバイトをしながら料理の準備を進めていました。
■花田さんの商品作りについて教えて下さい!
私の場合は食材が先に決まりました。飲食業の知り合いが多い中で、タイミング良くサーモンの卸しをしている方がいて、サーモンを使った料理がつくりたいと。最初はポキを販売し始めたものの、施設担当者に相談している中で、ステーキ系にしようという話になったんです。担当さんからも提案をしていただきながら、約2週間でメニューを変更しました。サーモンステーキは1ヶ月前から販売し始めたのですが、なんと売り上げが2倍以上になったんです。担当さんのおかげと言っても過言ではないですし、いつも本当に貴重なアドバイスをくれます。
今は他のブランドも立ち上げ、サーモンのクリームシチューを販売しています。サーモンステーキは低温調理しているので、崩れやすい部分はシチューに使いながら食材のロスも防げるんです。メニューを増やすことでブランドを展開していけるので、楽しいですね。
サーモンシチューも美味しいですよ!
■サーモンステーキの魅力はなんですか?
半身の状態で仕入れたサーモンをキッチンで捌いて、時間をかけて低温調理しています。サーモンが柔らかいので崩れないように盛り付けも気をつけているんです。炙りサーモンもとても美味しいですよ。
一番人気なのはわさび醤油のサーモンステーキなのですが、タレにもバリエーションがあります。イタリアだったらトマトとチーズ、スペインだったらアヒージョなど、世界の味を再現したいと。いろんな味があった方がお客様にも喜んでもらえると思いますし、季節感を出す工夫もしていけるかな。
■今のお仕事をしていて大変だったことや、嬉しかったことはなんですか?
最初売れていなかった時期もありましたが、それは当たり前のことで、そこを変えていくことが重要ですね。
自分自身がいい意味でこだわりが強くないので、柔軟に動きながら楽しむことができていると思います。KitchenBASEさんはデリバリーに関するデータを豊富に持っているので、分かっている人に聞いた方がいいと思って。ですから施設担当の方とのコミュニケーションを大切にして取り組んでいます。
唯一のこだわりとしては、顔が見えない分よりお客様に心配りをしていることですね。
容器にメッセージを書いたりして気持ちが届くように考えています。リピーターの方は端末に表示されるためこちらも把握できますし、注文者の名前もできるだけ覚えるように心がけているんです。配達後にコメントをいただいた時は嬉しいですよ。
Instagramでも発信しているので、今後はQRコードをつけたサンキューカードを同封して、お客様とコミュニケーションをとる機会をつくっていきます。
嬉しかったのは、お客様に「あんな美味しいものつくってくれて、ありがとう!」と言ってもらえたこと。ハラスユッケの注文があって、同じ日にまた2つ注文が入ったんです。間違われたのかなと思ってお問い合わせしてみると、とても気に入ってくださっていて。「初めて食べたとき唸った」とお伝えくださったときは、飲食の夢を叶えながら感動を届けられたことが、泣きそうなくらい嬉しかったです。
毎日楽しく料理をつくっています♪
■今後の展望をお願いします
KitchenBASE神楽坂のレストランオーナーはずっと続けながらも、拠点を都内に数店舗持ちたいですね。それから日本や国外にも広げていけたら。
自分で実店舗を持つことは、お客様と会う場所もつくっていけるので検討しています。その上でも、デリバリー初期のようなスモールビジネスから始めることは大切だと思うんです。先にお客様に味を知ってもらって、ファンを増やした状態で実店舗に臨む方が良い。
■読者の皆さんにメッセージをお願いします
飲食の仕事がやりたくて踏み出せない人にとっては参入しやすいと思います。私のような素人でもアドバイスをいただきながら運営できていますし、デリバリー業界の利点を活かして柔軟に動くことで売り上げに繋がっているんです。挑戦したいと思っている方であれば、迷っている時間がもったいないと思いますよ。
これからもROMI TOKYOをよろしくお願い致します!
▶︎ クラウドキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」とは?
クラウドキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、クラウドキッチンと呼んでいます。
KitchenBASEでは飲食店開業のハードルをグッと下げ、デリバリーという分野からレストランオーナーの挑戦を手助けするサービスを提供しています。
レストランオーナーが同じキッチンのメンバーともコミュニケーションをとりながら、より良い環境で楽しく自分の料理づくりに打ち込めるようにサポートしていきます。
飲食業に興味がある方はぜひ一度お問い合わせください!
▶︎ KitchenBASEを一緒に運営しませんか??
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