October 28, 2021

「未経験から3ブランド経営に挑戦しています!」 ETCキッチン代表  大島さん 【KitchenBASE テナントオーナーインタビュー】

KitchenBASEは「新たな常識に挑戦する」を合言葉にして、デリバリー専門のクラウドキッチンとして誕生しました。入居するテナントオーナーにスペースと設備を提供するだけでなく、想いの詰まった料理をお届けするための販売サポートやコミュニティづくりまで行っています!

【KitchenBASE テナントオーナーインタビュー】
「未経験から3ブランド経営に挑戦しています!」 ETCキッチン代表  大島さん

次々に新店舗を構えながら、フードデリバリーの可能性を広げ続けるKitchenBASE。そんな国内最大級の実績の秘密を探っていくインタビュー企画。今回は、実際に施設に入居してクラウドキッチンを展開されているテナントオーナーさんにお会いしてきました!
KitchenBASEの魅力について現場の声を聞いていきましょう!!

■ KitchenBASEに出店されたきっかけを教えてください!

私は食と無関係の仕事をしていたのですが、もともと食道楽で15年前くらいからいつか飲食店を開きたいと思っていました。世の中の味覚の貧困化も気になっていましたので、昔ながらの美味しいものを復活させたいという思いがありましたね。

昨年その思いも強くなり、インターネットでクラウドキッチンやゴーストキッチンという言葉を調べてキッチンベースを見つけました。活気がありそうだなという印象を受けましたね。他の企業には出会えませんでした。実は、既存の店舗の時間貸しサービスや新規店舗も視野に入れて不動産などの情報集めもしていました。しかし、社会状況からみてイートインよりテイクアウトなどの需要が高まりますので、デリバリー専門にしようと思いました。実店舗をつくると時間もかかりますし、その後も身動きがとりにくいですよね。自分にとって未経験の領域なので、知らない世界でお手伝いいただけるというのも魅力的でした。

■KitchenBASEやクラウドキッチンのメリットはなんですか?

 施設の中に複数のテナントが入っていますので、ボリュームパフォーマンスができることがメリットだと思います。ネットワークがあると、分析力も高まりますよね。店舗の集合体として1日や週単位で売り上げ情報を把握しながら、それぞれに反映することができると思います。他店舗の方ともコミュニケーションをとる機会がありますので、一人で運営を進めるよりはユーザーの肌感も分かりやすいです。入居テナントも大手のチェーン店から、オーナー一人で経営しているお店もあり、参入の幅は広いですね。私はその中間の立場かなと思いますので、どちらも参考にしながら取り組んでいます。

クラウドキッチンの事業を始めて世間の食の情報にも敏感になりましたし、自分の発案やアレンジ次第で工夫をしていけそうですね。そのような時にも需要に応じて柔軟に動ける点が、クラウドキッチンの利点だと思います。私のように複数のブランドを持つこともできますし、看板を変えることもできると思いますよ。

トップの写真は1ブランド目の国産豚と秘伝の醤油たれの「ぶた蒲大川」

こちらは2ブランド目の国際薬膳師が作るスープ「専門店K’sキッチン」

■クラウドキッチンの店舗を運営する上での課題や取り組みを教えてください

中野施設の完成と共に始動して、約5ヶ月経過しました。想定より大変なこともありますが、何を始めるにもそうですし日々勉強になっていますね。正解が分からず試行錯誤する中で、お客様の反響をみて嬉しく思うこともあります。

クラウドキッチンの場合には、通常の飲食店よりオペレーションを簡単にして時短にするという点が大切になってきます。スピード勝負ですよね。メニュー開発や商品の写真撮りなども本格的に行っていますが、修正や変更を繰り返しながら進めている段階です。

課題としては、今あるスペースを有効に使いながら複数のブランドを考えていくことですね。もうすぐ、もう一つのブランドも立ち上げるのでそれも楽しみにしています。もちろんブランドを一つくるにしても、労力や費用はかかります。それでも、デリバリーの場合は多数運営することで安定する面もあるんです。その中で、作業工程におけるブランド間の関連をつくることも重要かと思います。自分が考案しているメニューの類似品がコンビニにも並んでいたり、時代を掴むのも楽しいですね。他にも、数人のスタッフを雇って適切に任せること、当初予定していたレシピの効率を改善することなど、考慮すべき点はとても多いです。その中でも冷凍ではなく生肉を使うなど、自分のこだわりを反映することを努めています。できるだけ理想の店舗運営に近づくように努めながら、自身も食材の管理などで毎日店舗に出向いていますよ。

 

■KitchenBASEやクラウドキッチンの可能性や展望をどうお考えですか?

KitchenBASEは今後より一層事業拡大をしていくと思うので、より密着した継続サポートを期待しています。売り上げ向上に向けた担当の方との定期ミーティングも充実してきていますね。事業が続いていく中でデータ分析の精度も高まっていくと思っていますので、立地のマーケティングも含めて他の企業にないサービスがつくっていけるのではないでしょうか。

ユーザーに関しては、UberEatsや出前館などのデリバリープラットフォーム企業の影響を大きく受けると思います。クラウドキッチンとしてもユーザー発掘に関するアプローチができるようになると、可能性もより広がりますよね。以前の私もそうでしたが、デリバリーに抵抗がある方々も一定層いるので、そのハードルを下げることができると新たな方々に商品をお届けできると思っています。今後はデリバリー業界においても、事前に予約することで時間をかけて質の良い美味しいものを注文することも増えてくるのではないでしょうか。

KitchenBASEはデリバリープラットフォームとの連携もしっかりできており、システムの統合が他社より得意だと思います。今後の可能性としても、単独で行うより大きなメリットがありますよね。

自身の展望としては、今3つめのブランド化に取り組んでいますので、ゆくゆくは4ブランドまで手を広げたり、キッチンベースの他施設も利用したりすることも検討しています。デリバリー企業によって、配達方法や時間、多数ブランド展開時の登録方法も違ったりします。そのようなデリバリーならではの知見も溜まってきました。通常の店舗とは違う考え方をしていく必要があるので、今後も改善を加えながら収益化にも取り組んでいきたいと思います。

3ブランド目は肉屋が作ったチャーシュー丼 「豚魂」

■kitchenBASEに興味がある方にメッセージをお願いします!

一般の飲食店とは全く違う業種になると思いますので、実店舗を持っていらっしゃる方には新たな挑戦や学びの機会になると思います。また私のような未経験の方には、もちろん覚悟は必要にはなりますが、試行錯誤しながら自分の食への想いを実践に移しやすい場です。やってみないと分からないと思いですので、KitchenBASEでデリバリーならではのやり方を学びながら是非挑戦してみてください!

▶︎ クラウドキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」とは?

クラウドキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、クラウドキッチンと呼んでいます。

KitchenBASEでは飲食店開業のハードルをグッと下げ、デリバリーという分野からテナントオーナーの挑戦を手助けするサービスを提供しています。

テナントオーナーが同じキッチンのメンバーともコミュニケーションをとりながら、より良い環境で楽しく自分の料理づくりに打ち込めるようにサポートしていきます。

飲食業に興味がある方はぜひ一度お問い合わせください!

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