こんにちは、KitchenBASEです。
今回お話を伺ったのは、KitchenBASE新宿神楽坂店「ノースショアガーリックシュリンプトラック5」「台湾薬膳ひとり火鍋コージーホットポット8」の2業態を運営する株式会社WDI JAPANの逆瀬川さん。
WDIといえば、これまでウルフギャング・ステーキハウスやハードロックカフェ、エッグスンシングス、サラベスなど海外で名の知れたレストランを次々と日本に広めた仕掛け人。海外の食文化を伝えることで、注目を集めてきました。今回デリバリー専門のキッチンベースでは、どんなお店を始めたのでしょうか。
「ノースショアガーリックシュリンプトラック5は、店名の通りガーリックシュリンプをメインにしたお店です。ガーリックシュリンプといえば、なんといっても有名なのはハワイのフードトラック。その本場の味を再現し、日本にいながらハワイの味を感じることができるシュリンプにしました。通常のものに加えて、ケイジャンガーリックシュリンプ、ハーブガーリックシュリンプと3タイプの味をご用意しているので、ぜひ食べ比べて好みの味を見つけてほしいですね」
こだわったのは、本場のハワイテイスト。ガーリックシュリンプにはハワイでおなじみのマカロニを付け合わせ、より現地の雰囲気を味わえる仕上がりを意識したそう。
「台湾薬膳ひとり火鍋コージーホットポット8は、おひとりさま用の火鍋専門店。うちでは、白いスープのパイタン火鍋と、ラーシャというスパイスの効いた辛いお鍋を一度に楽しめます。またラーシャンにさらにスパイスを加えた激辛ラーシャンは、辛いもの好きな方にもオススメ」
火鍋といえば数人で囲むイメージが強いですが、ひとり鍋に限定したのは、何か理由があるのでしょうか。
「火鍋は薬膳や漢方を使用したバランスのとれた料理です。漢方を使用したスープはヘルシーで、パイタンはクリーミーでコクがあり、ラーシャンは食べるだけで汗ばむような体を温めるスープになっています。健康を気遣う人が増えているいま、もっと気軽にご自宅で火鍋を召し上がっていただきたいと思い、今回はひとり用のお店にしました」
これまで六本木や大阪でもゴーストレストランを運営していたという逆瀬川さん。ある程度、クラウドキッチンの経験値がある上で、キッチンベースへの入居を決めた理由とは。
「ゴーストレストランというのは、我々もまだまだ手探りの状態。その中で着実に成功されているキッチンベースさんのノウハウを吸収したいという思いで、入居を決めました。特に新宿は東京でもデリバリーが盛んなエリア。都心の一等地でどこまでチャレンジできるのか挑戦したいと思ったんです」
エリアによって、ウーバーイーツ、出前館、メニューなど、ユーザーが使うサイトにも大きな差があるそう。激戦区である新宿であえて勝負することで、今後のクラウドキッチンの展開に生かしていきたいという思いがあるようです。
「新宿神楽坂店には20以上のテナントさんが入っているので、全体的に注目度が高まってそれぞれのお店にいい相乗効果があることを期待しています。他のキッチンの熱量に刺激を受けながら、一緒にキッチンベースという場所を盛り上げていけたら。具体的な目標としては、月額500万円以上の売り上げを確保したいですね」
今後はさらに業態を拡大することも考えているという逆瀬川さん。本場の味で勝負することはもちろん、お客さんの意見を吸い上げてデリバリーに適したアレンジができるようにしたいと話します。
「ニーズに合わせて柔軟に、スピーディーにアレンジを加えていけるのはデリバリーならではの強み。自由に海外旅行に行けないこんな状況下だからこそ、自宅や職場で南国の風を、台湾の情景を、食で感じてほしい。気軽に外食できる機会が減ってストレスを感じる場面も増えましたが、食べることの楽しさ、感動は忘れないでほしい」
デリバリーという様式でも、食の楽しみは変わらない。なかなか出かけられない今だからこそ、お家で、職場で、食べるものから海外旅行気分を味わってみては?
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