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飲食店経営者の平均年収とは? | 高年収・高収入を目指す方法を解説

憧れの飲食店経営。固定費などのリスクは当然無視できるものではありませんが、上手く回れば売上を青天井に伸ばすことも夢ではありません。

飲食店の経営者は平均でどのくらいの収入があるのでしょうか。

細かなノウハウなどを交えながら、各ジャンルの平均年収を見てみましょう。

飲食店経営は儲かる?

まず、そもそも飲食店経営は高収入を期待できるのでしょうか。最初に理解しておかないといけないのは、すべての飲食店経営者が安定的な収入を得ているわけではないということです。

飲食店経営は簡単ではなく、災害や季節要因で集客・売上が安定しないこともしばしばで、そしてなにより大手チェーンを含む数多の競合他社と戦わねばなりません。

しかし、工夫した戦略次第では年収1000万円も不可能ではありません。実情の輪郭を把握して、経営者としての現在地点を知りましょう。

飲食店経営者の平均年収は?

国税庁の調査によると、2020年のサラリーマン(正規雇用)の平均年収は496万円とのこと。男女別に見ると男性は550万円で女性は384万円です。いずれも減少傾向にあります。

さらにdodaの調査では、同年の飲食業の平均年収は居酒屋・バーで345万円、レストランで340万円と、残念ながらサラリーマンの平均よりも大きく下回る結果が発表されています。

カフェ経営者(喫茶店経営者)

喫茶店経営者の年収は、200万円から300万円がボリュームゾーン。カフェの場合はメニューにもよりますが、個人経営であればの場合200万円から500万円ほどと言われています。

大手チェーンと厳しい競争を強いられるジャンルであり、なおかつ季節要因で客足の多寡が激しいのもカフェ・喫茶店の特徴です。

中長期戦にはなりますが、味や価格のみならず素敵な店舗づくりの演出でリピーター客を増やす必要があり、これがカフェ・喫茶店の難しさであり醍醐味でもあります。

居酒屋経営者

居酒屋は規模感や店舗数によって年収は大きく上下するため一概には言えませんが、「独立して小さな居酒屋を経営する」というイメージであれば経営者の年収は400万円から500万円が相場です。

1000万円以上を目指すのであれば、複数の居酒屋経営または複数ジャンルの飲食店経営を前提として戦略を立てましょう。

小規模であっても利益率が高いため採算が立ちやすく、リピート客も付きやすい業態なのが居酒屋の特徴。まずは1店舗開業して、運転資金と見合わせながら2店舗目、3店舗目を追求すれば1000万円に手が届くことでしょう。

パン屋経営者

パン屋さんを経営する際の平均年収は350万円が目安です。パン屋をやりながら収入面でも高い意識を持つのであれば、まずはこの350万を目標にするのがよいでしょう。

パン屋をやっていくうえで重要なのはオーブンやホイロといった設備投資です。加えて冷蔵庫やミキサーなどの基本的な設備も欠かせません。

中古品、新古品などを狙って設備を整えたり、あるいは居抜き物件を探すなどをして初期投資コストを押さえることをおすすめします。

ラーメン屋経営者

成功している複数店舗のラーメン屋経営者の年収は800万~1,000万円以上と言われています。

キッチンも比較的ミニマムに運営することができるるので、設備投資や家賃は他のジャンルに比べると低い見積もりになります。

好立地の店舗で回転率をあげる、または回転率と引き換えにフードメニューを充実させて客単価をあげるなどのさまざまな戦略がありますが、上手くいけば人気店に登りつめ、1店舗のみの経営で年収1000万円を超える事例もあります。

定食屋経営者

定食屋経営の年収は200万円から300万円が一般的とされています。

設備も簡単なもので始められるうえ、スタッフの数も多くを要さないため、手軽に始められるのもメリットの一つ。一方でメニュー数と食品の品目数が多いため、食品のロスが出てしまいやすいのが懸念点。飲食店の中でも特に計画的な店舗経営を心がけないといけません。

年収1000万以上の飲食店経営者の割合

年収1000万以上の人は飲食店経営者の中で8.0%という統計があります。一方で令和2年の一般的なサラリーマンの中で年収1000万円超1500万円以下の人は3.4%です。

統計上で言えば、年収1000万円を目指す場合は、一般的なサラリーマンよりも飲食店経営者の方がその可能性ははるかに高いと言えるでしょう。

ちなみに、サラリーマンの年収1000万円から1500万円の人の3.4%の男女の内訳は男性が5.2%に対して女性はわずか0.7%)ですが、経営は実力の世界なので、当然こうした男女差の影響も小さいと考えてよいでしょう。

参考:Foodist

年収1000万以上の飲食店経営者を目指すためには

飲食店経営者として年収1,000万円を達成するにはどうすればよいのでしょうか。この業界でよく取り沙汰されているような実践しやすい具体的な戦略をいくつかご紹介いたします。

複数店舗の経営

1000万円以上を目指すのであれば、複数の店舗を持つこと、少なくとも2店舗は回したいところです。もちろん店舗を構えるには家賃や人件費などの固定費が付きもの。経営をはじめると同時に2店舗を持つ必要はありません。2店舗以上の複数経営を視野に入れた戦略が年収1000万円への近道です。

自分がシフトに入る

地道な手法ですが、すぐに実践できて大きな効果を望めるやり方です。

飲食店の人件費は売上全体の3割が理想とされています。ここを削れば経営者の収入は当然アップするわけですが、無理に削るとパフォーマンスが下がり味や接客の品質が落ちたり、あるいは離職されてしまい採用に新たなコストがかかってしまいます。

そこで私たちが提案するのは「経営者自身もシフトに入る」というソリューション。社員1名分の人件費がそのまま収入に流れ、さらに現場を知ることで接客品質の向上やオペレーションの改善に取り組みやすくなるという副次的効果も。

経営をスタートしたての頃は特にオススメの施策です。

客数を増やす

売上増加のための重要な取り組みです。ネットやチラシなど様々な媒体を横断して集客に注力し、席数も意識しましょう。これから開店したい場合は、見込みたい年収から逆算して席数にあたりを付けると安定した収入に繋がるでしょう。

客単価を増やす

こちらも売上増加のための取り組みです。具体的にはメニューの改善やオペレーションの改善です。メニューの価格設定を上げてみたり、または反対に下げることによって他のメニューの注文を暗に促したりすると自ずと客単価は上昇します。

さらに、接客応対の際にスタッフがやるべきことを細分化し「空きのドリンクを放置しない」「距離感を縮められたら新しいメニューをオススメする」など定量的に設定することも中長期的な客単価アップに繋がります。

FL率を意識して改善する

「FL率」とは、飲食店の売上高に占める食材費(Food)と人件費(Labor)の比率のこと。この比率が低い店舗が、優秀な店舗ということになります。一般的には60%が目安とされており、50%前後まで落とすことができれば成功と言っても良いでしょう。

居酒屋なのかカフェなのか、といった諸条件によって食材費の比率や人件費の比率は変わりますが、この「FL率」を意識してその都度経営を改善するよう心がけましょう。

人通りが多い立地を選ぶ

立地も来客数を増加させるための重要な議題です。都会か地方か判断基準は少々違いますが、極端な話をすると「立地だけで勝った」と言っても過言ではないような店舗も中には存在します。

店舗を持つエリア、駅からの距離やクルマでの利便性など様々な要素を加味して店の場所を決定しましょう。

メニューや接客は途中からでも改善できますが、不動産は仮に賃貸であっても「やっぱり変える」という自由が利きづらいので、理想と現実を天秤にかけて慎重に場所を選ぶことが求められます。

顧客情報を分析してPDCAを回し続ける

PDCAとは、Plan(計画), Do(実行), Check(評価), Action(改善) の頭文字をとったもの。効率よく経営を成長させるためのスキームのことです。

飲食店においては顧客情報を分析して「どのような人が、どのようなサービスを欲しているのか」など様々な指標で経営を安定化させましょう。

テイクアウト,デリバリーを利用する

「経営店舗数を増やす」「客数を増やす」といった売上増加策に類似した戦略として挙げられるのが「テイクアウトやデリバリー」で売上を伸ばす方法です。

店舗の席数とは関係なくある意味で無制限に商品を提供できる仕組みなので、

注意するべきなのは「テイクアウトやデリバリー」に特化したメニューやオペレーションを用意しておくことです。Uber Eats などのフードデリバリーを利用するとしても独自の運営方針が求められます。

中途半端に導入してミスをすると、せっかく頼んでくれたお客さんの信用をかえって失うことになりかねません。

副業的にテイクアウトやデリバリーでの提供をスタートする場合であっても、しっかりと最低限の品質を届けられるよう取り組みましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

「飲食店経営者として年収1000万を目指すには?」という切り口で様々な角度から解説してきました。

コストを最低限まで落として、売上は伸ばせるよう目指す。

これが飲食店を伸ばすための鉄則であり、同時に経営者の収入を増やすための要です。複数店舗を一気に展開したいという場合は、デリバリー店舗を出していくことも一つの手としてありかと思います。デリバリーで売上を伸ばすという角度からであればぜひデリバリーキッチンサービスの「KitchenBASE」もご検討ください!

初期費用やリスクを抑えてデリバリー事業にチャレンジすることができます!

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【店舗向け】おすすめフードデリバリーサービス13選

フードデリバリーサービスの利用者は21年3月に過去最高の1千万人/月に迫るといいます。Uber Eats をはじあめ、群雄割拠のフードデリバリーサービス市場。レストランはどこのサービスを利用するべきなのでしょうか?

私たちの考える結論としては「1社のみならず、複数展開が理想」です。

そうはいっても全てのサービスを利用することは難しく、自店舗に合ったモノを取捨選択をする必要があるでしょう。

この記事では、いま国内で使えるおすすめのフードデリバリーサービスと、その特徴を紹介します!

Uber Eats(ウーバーイーツ)

今のフードデリバリー文化を作った立役者と言って良いでしょう。世界的シェアNo.1の言わずと知れたトップランナーです。

レストランがドライバーを用意する必要が無いので固定費が削減できる、というお馴染みのシステムの先駆けこそが Uber Eats。店舗数・利用者数もさることながら登録ドライバー数も多いので、運び手をすぐにみつけて迅速に配達することが可能。配達遅れによる飲食体験の低下リスクは小さいのも魅力です。

運営会社の情報 UberJapan株式会社
初期費用、月額費用、手数料 エリアや時期によって変動します。都度公式サイトを確認してください。
店舗数 13万店舗以上(21年12月20日現在)
利用可能地域 47都道府県すべて

 

出前館

日本初のフードデリバリーのさきがけとなったのが「出前館」です。Uber Eats と並んで国内最大級規模なので、知っている方がほとんどでしょう。

出前館は他の多くのサービスと違い、自社で配達員スタッフを抱えていることが特徴。たとえば「雨の日はドライバーがなかなか捕まらず配送が遅れる」といった困りごとは “フードデリバリーあるある” なのですが、そうした悩み事の心配はありません。

運営会社の情報 株式会社出前館
初期費用、月額費用、手数料 初期費用0円。
サービス利用料、配送代行手数料などに従量課金
店舗数、会員数 8万店舗(2021年7月現在)
582万ユーザー(2021年3月現在)
利用可能地域 全国47都道府県

Wolt (ウォルト)

アメリカではUberに次ぐ大手の「ドアダッシュ」が買収した会社のサービスで、もともとの発祥国はフィンランド。さすがは福利厚生の手厚いフィンランド、とでもいいましょうか、店舗やレストラン客に対するユーザビリティを強く意識した運営設計が特徴です。

たとえばWoltに配達パートナーとして登録するには、交通安全ルールや配達の際の心得を含む説明会への参加、ならびに適性テストが必須。ほんの数分でもレストランの看板を担う配達員には高品質のサービスを提供して欲しいという人は注目です。

運営会社の情報 Wolt Japan株式会社
初期費用、月額費用、手数料 初期費用、掲載費用はナシ。注文が発生したときのみ課金。
店舗数、会員数 5.5万店舗
1,400万ユーザー(2021年11月現在)
利用可能地域 日本国内では21都道府県36エリア

menu(メニュー)

一番の特徴はPRやキャンペーンに長けていること。というのも、同サービスを運営するmenu株式会社は、スマホゲームやソーシャルメディアの開発運営事業や広告事業を展開するレアゾン・ホールディングスの参加企業なのです。

そのノウハウを活かし、様々な宣伝活動が功を奏し、menu の知名度は日に日にあがってきています。

ユーザー数もさることながら、加盟店の増加率も高い注目のサービスです。

運営会社の情報 menu株式会社
初期費用、月額費用、手数料 要問合せ
店舗数 8万店舗(2021年12月時点)
利用可能地域 全国47都道府県

DiDiフード(ディディフード)

中国発のデリバリーサービスです。Uber と同様に配車サービス発のフードデリバリー。2021年12月現在の印象ですと大阪エリアではUberを凌ぐほどの勢いがあります。

サポート品質に定評があり、Uber Eats の競合としてレストラン側としてはしっかりカバーしておきたいフードデリバリーのひとつです。

運営会社の情報 DiDiフードジャパン
初期費用、月額費用、手数料 要問合せ
店舗数 要問合せ
利用可能地域 全国7都道府県

Chompy(チョンピー)

日本発のデリバリーサービス。渋谷のスタートアップ企業が運営しており、2020年の8月に正式にリリースされたばかりのサービスながら、東京エリアで徐々にシェアを伸ばしています。

個人経営店を中心に厳選した飲食店をラインナップしているのが特徴。レストランの利用料は他のサービスに比べるとリーズナブル。レストラン側が集客を担い、Chompy は配達だけを担当するというのがその理由です。

一見すると手間がかかるようですが、自分の店舗の集客を自分でコントロールして握れるので、セルフプロデュースしてお店の色を出せるのは大きな利点でしょう。同社が提供する公式アプリでWEB店舗を簡単に開設することもできます。

運営会社の情報 株式会社Chompy
初期費用、月額費用、手数料

初期費用、月額固定費は無料。

手数料は従量課金

店舗数 1,000店舗
10万ユーザー(2021年8月現在)
利用可能地域  東京のみ(2021年12月現在)

 

dデリバリー

dデリバリーは、ドコモを使用する人に向けたフードデリバリー。実はこれは出前館の提供するサービス。名前が異なる以外は出前館と差異はありません。

まとめ

フードデリバリーサービスを導入するときのポイントは2つ。ひとつのサービスだけ偏って使わないこと、そしてオーダーの数に追われて品質が落ちてしまわないようしっかり経営をマネジメントすることです。

導入して満足してしまわないよう、売上を伸ばせるよう様々な面に気を配りながら丁寧な経営を心がけましょう。

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【初心者必見】飲食店の原価率とは? 計算方法から抑え方までご紹介!

こんにちは、KitchenBASE(キッチンベース)です。今回は、飲食点の「原価率」の計算式や、ラーメン屋やカフェなど業種別の原価率の目安や平均、さらに原価率を抑える方法をわかりやすくお伝えします。

そもそも飲食店における「原価」とは

「原価」とは、商品を作るために必要な費用のことです。飲食店における原価とは「売上原価」を指し、原材料費、すなわち食材費にあたります。飲食店の原価率は、食材比率やフードコストともいわれます。業種や業態により差はありますが、飲食店の原価率は25~30%程度におさめるのがよいとされています。デリバリーの場合の原価は20-25%程度を目指すとよいでしょう。

飲食店を営むには原材料費以外にも、次のような経費が必要です。

  • 人件費・・・社員やアルバイトへの給料
  • 家賃・・・店舗の家賃。売上が変化しても変わらない固定費。売上高の10%以内が理想
  • 水道光熱費・・・月々の額が変わる変動費
  • その他経費・・・お手拭きや割りばしなどの消耗品費、広告宣伝費など

このほかデリバリー専門店の場合、宅配サービス利用手数料も必要です。

原価率の計算方法

原価率とは、販売金額における原価の割合のこと。原価率の出し方は次のとおりです。

原価率(%)=原価金額(円)÷販売金額(円)×100

一例として、喫茶店のモーニングサービスの原価率を計算してみます。500円のコーヒーを注文すると、無料でトーストとゆで卵が付いてくるものとします。

大手コーヒー卸売業者では、業務用コーヒー豆を1kg1000円~2500円程度で販売しています。1500円の豆1kgで約100杯作るなら、1杯あたり15円。これに砂糖やミルクを加えて35円。トーストは、業務用食パン3斤600円として4枚切りで50円、ポーションバターを30円として計80円。卵はMサイズ約150個(10kg)3000円として、1個20円。これらから、モーニングサービスの原価率は次の計算式で出すことができます。

原価率(%)==(35円+80円+20円)÷500円×100=27%

一般的に飲食店の原価率は30%程度とされていますから、無料のサービスをつけても十分範囲内です。チェーン店ならパンを自家製にするなど、さらに原価率を下げる工夫もできます。

歩留まりとは仕入れた材料の使用できる割合

歩留まりとは、野菜の葉や果物の皮、肉の筋や脂肪など使わず廃棄する部分を除き、食材で実際に使った部分の割合をいいます。

歩留まりを百分率で表したものを歩留まり率といい、歩留まり率が高いほどロスが少なく理想的な状態です。原価率30%のメニューも歩留まりを考慮すると、35%になってしまうことも。原価率を考えるときは、フードロスも含めた上で計算することが大事。また、いかにロスを出さないようにするかを考えながらメニュー考案することも大切です。

FLは原価と人件費を合わせたコスト

飲食店経営で重視されるのは、FL比率です。FはFoodで原材料費(食材費)のこと。LはLavorで人件費のこと。合わせてFLコストと呼びます。売上高に占めるFLコストの割合を、FL比率と呼びます。

飲食店経営では、原材料費と人件費をそれぞれ25~30%程度に抑え、FL比率を50~60%におさめるのが理想です。家賃や消耗品費などその他の経費が30%ほどかかっても、10%の利益がでます。

首都圏は家賃も高くなりがちなので、FL比率は50%を下回るのが理想です。ただ個人店などではFL比率が70%前後の店も少なくありません。利益がでないと借入金の返済ができず、経営が苦しくなります。

店舗をもたないデリバリー専門店では目安が変わります。デリバリーはデリバリーサービス会社に支払う手数料が35%前後かかりますので、仮にFLコストを60%にしてしまうと、残りの5%で家賃や消耗品費を賄わなければなりません。デリバリーの場合のFL率は45%程度を目指すとよいでしょう。

飲食店の業種別平均原価率

飲食店の平均原価率は3割程度といわれますが、業種によってかなり差があります。たとえば、すし店の原価率は44%ですが、バー・キャバレー・スナックは19%です(※1)。

※1:日本政策金融公庫総合研究所「小企業の経営指標調査 2018」業種別経営指標平均値(小数点第一位を四捨五入)

ラーメン店

一般的にラーメン店の原価率は30%程度といわれます。個人ラーメン店では、素材にこだわり、原価率が高めの店も少なくありません。一方で、大手ラーメンチェーン店では、仕入れを工夫し、原価を27%程度に抑えているところもあります。また、あるフランチャイズ加盟募集のモデル計算では、原価率は約33%に設定されていました。

ラーメン店の原価率は、ラーメンに必要な食材である麺・スープ・トッピング具材で考えます。

650円のラーメンの原価率の例
麺…60円
スープ…60円
トッピング…チャーシュー40円、煮卵20円、メンマ10円、海苔5円、ネギ5円

原価率=(60+60+40+20+10+5+5+)÷650×100=約30.8%
原価200円、原価率は約30.8%

カフェ

カフェ(喫茶店)は業態に幅があり、メニューによって原価率は大きく違います。喫茶店の原価率の目安(平均値)は、32%(※1)ですが、コーヒー1杯の原価率は10%程度ともいわれます。ただ、カフェはコーヒー1杯で数時間いるお客さんも多く、回転率が悪くなりがち。原価率が低いから儲かるとは限りません。

居酒屋

居酒屋を含む「酒場・ビヤホール」の原価率の平均値は32%(※1)です。基本的ににフードよりドリンクのほうが原価率は低いので、ドリンクメニューを充実させたり、メニューの見せ方を工夫したりするのも有効です。ビールやワインよりもカクテルやサワー、ソフトドリンクのほうが原価率は低い傾向です。

デリバリー専門店

最近増えているデリバリー専門店は、デリバリーサービス会社への手数料が35%前後かかるため、原価率は25%くらいが目安です。人件費を20%、配達手数料35%、その他の家賃や水道光熱費、消耗品費などを12~13%とすると、利益が7~8%は出る計算です。デリバリー専門店は、複数の店舗で厨房施設を供用するシェアキッチンやクラウドキッチンを使えば家賃を抑えられます。

原価率を抑える方法

飲食店の原価率を下げられると売上アップにつながります。食材の質を落とすことなく、原価率を抑える方法を紹介します。

食材のロスや廃棄を減らす

仕込んだのに使わなかった食材が出ることを極力なくすようにします。曜日や天気、過去の実績などから売り上げを予測して、仕込みの量を調整し、ムダを出さないことが大切です。

廃棄ロスを防ぐには、冷凍食品の利用もおすすめです。肉を冷蔵から冷凍へ切り替えるだけで、フードロス率が大きく下がることがあります。

在庫管理の見直し

在庫管理を徹底し、重複注文や発注漏れを防いで、適正な在庫が保ちます。売上高に対して、在庫を多く抱えすぎていないかチェックを。食材を使うときは、古い食材から使用するFIFO(ファーストインファーストアウト/先入れ先出し)が基本です。

業務効率化

オペレーションミスや発注ミスによる食品ロスを減らすためには、社員やアルバイトの教育も大事。基本的なマニュアルを作成しておくとよいでしょう。また、ITの活用による業務効率化を図り、人件費を削減するのもおすすめです。勤務管理や在庫管理などは、システム化しやすい業務です。

飲食店のなかには営業時間の2倍相当の人件費がかかっている飲食店もありますが、デリバリー専門店は人件費を抑えやすい業態です。客席のセッティング等が不要で、開店準備としては前日に仕込んだものを並べる程度で済み、スタッフはオープンの1時間前くらいに来る店が多くなっています。

メニューや価格を見直す

原価率の高いメニューばかりが注文されて、全体の原価率を上がっている場合には、メニュー全体の見直しが必要です。もし、相場より安く仕入れられる食材があれば、それを使ったメニューを積極的に売りだしたり、逆に売れていないメニューは削除を検討することがあります。

デリバリーの場合は、サービス利用料が別途35%かかるため、店舗よりも高く値段を設定したり、アイテムの数を増やして客単価を上げたりする必要があります。

仕入価格は固定させる必要はなく、値下げの交渉も可能です。店が軌道にのり、仕入れを増やすタイミングなどで相談してみても。それでもなお価格が高いと感じる場合は、味のレベルが同程度の数社から相見積もりをとり、場合によっては仕入れ先を変更するのもありでしょう。

原価率を計算して健全な経営を

原価率の計算方法や抑え方をまとめましたが、飲食店では原価率を正しく理解し、食材ロスをなくすことが大事。各料理の原価は必ず計算し、健全な経営につなげましょう。

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飲食店融資は自己資金なしでも可能!?開業までの流れをご紹介!

こんにちは、KitchenBASE(キッチンベース)です。飲食店経営を始めるには、物件取得費や内装工事費など、さまざまな費用が必要です。自己資金が足りない場合の資金調達にはどんな方法があるのか、自己資金ゼロでも融資が受けられるかなどを解説いたします。

飲食店開業にかかる費用

飲食店の開業資金の目安として、1000万円という数字がよく挙げられますが、出店予定地、業種、業態、店の規模などによって大きく異なります。店の規模については、ある程度の売上を確保するなら20席は必要でしょう。業態にもよりますが、1坪あたり1~2席程度が目安です。

自己資金が少ない場合は、居抜き物件を活用したり、デリバリーから始めたりすれば、開業費用が抑えられます。最近増えているのが、ゴーストレストランとも呼ばれるデリバリー専門店です。1つのレンタルスペースの厨房を複数の店舗オーナー・料理人が共同利用するクラウドキッチン(シェアキッチン、ゴーストキッチンとも)を利用すれば、初期費用100万円程度で開業できます。

ちなみに飲食店のみのデータではありませんが、日本政策金融公庫総合研究所の「2021年度新規開業実態調査」によると、開業費用の平均値は941万円でした。

飲食店の開業に必要なおもな資金の内訳は次の通りです。

  • 物件取得費・・・敷金、保証金、契約時から開業までの家賃など
  • 内装・外装工事費・・・設計・デザイン料、内外装工事費用、什器費など
  • 備品購入費・・・食器、エプロン、看板、パソコンなど

開業資金を調達する

日本政策金融公庫総合研究所の「2021年度新規開業実態調査」によると、開業時の平均資金調達額は1,177万円。調達方法で最も多いのは「金融機関等からの借入」で、平均803万円に上りました。これは平均調達額の68.3%を占めます。「自己資金」は平均282万円で、平均調達額の23.9%。それ以外に、親や親戚、友人や知人などから借りている人もいます。

開業するための融資はどこから受けられるのか

開業資金の全額を自分で用意できる人はそう多くないでしょう。おもな開業資金の調達先には次のようなものがあります。

日本政策金融公庫

法律や予算で決められた範囲で中小企業向け事業などを展開している公的な金融機関です。民間の金融機関より、開業資金が借りやすく、固定金利のため長期の借入にも向いています。「新規開業資金」や「女性、若者/シニア起業家支援資金」の融資限度額は7200万円(うち運転資金が4800万円)。少し金利は高くなりますが、担保や保証人が原則不要な「新創業融資制度」もあり、こちらの融資限度額は3000万円(うち運転資金1500万円)です。

金融機関の融資

新規開業者はまだ信用もないため、一般的な金融機関の融資を受けるのは難しいことも多いでしょう。金融機関から融資を受ける場合は、次に説明する信用保証協会の信用保証付きの融資が広く利用されています。

信用保証協会の信用保証付きの融資

地方自治体による制度融資です。信用保証協会と連携し、信用力が足りない新規開業者でも、銀行などの民間金融機関から融資を受けやすくした制度です。利用者は、銀行への融資申し込みと合わせて、信用保証協会への信用保証の審査を申し込みます。信用保証協会による審査が通ると、万が一、返せなくなった場合、信用保証協会が代わりに銀行へ支払うため、銀行がお金を貸しやすくなります。ただ、利用者の返済義務がなくなるわけではなく、信用保証協会に返済する必要があります。

クラウドファンディング

ネット上での資金調達です。クラウドファンディングの活動自体が、店舗オープンの宣伝になったり、支援者が店のファンになってくれたりするなどプラスアルファのメリットも。最近は、初期費用が少額で可能なデリバリー専門店として開業し、ある程度、人気が出てから実店舗のオープン資金をクラウドファンディングで調達する人もいます。

助成金・補助金を利用する

国や自治体の公的な助成金や補助金を利用するのも一例です。経済産業省のサイト「ミラサポplus」には中小企業向けの補助金がまとめられています。利用には条件がありますが、ときには300万程度の補助を受けられることもあります。

自己資金なしでも融資を受けられるのか?

どの程度、自己資金があれば融資が受けられるは、ケースバイケースです。一例として、日本政策金融公庫 国民生活事業 「新創業融資制度」では、創業時に創業資金総額の10分の1以上の自己資金(事業に使う予定のもの)を確認できることが条件の1つになっています。つまり、自己資金ゼロではこの融資は受けられません(※ただし、例外として、「現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方」「産業競争力強化法に定める認定特定創業支援等事業を受けて事業を始める方」は自己資金がゼロでも創業融資を受けられます)。

一般的には、開業資金の3割程度の自己資金を準備する人が多くなっています。日本政策金融公庫のサイトのFAQには、融資の可否判断には、自己資金の金額だけでなく、しっかりとした創業計画の立案が大事だと記されています。

飲食店の開業までの流れ

飲食店の開業までは事業計画から考えるなら1年くらいかかることもあります。しっかりスケジュールを管理しましょう。具体的な流れを説明いたします。

事業計画を立てる

まずカフェをやりたいといっても、ビジネスパーソンが仕事中に立ち寄るカフェと若い女性がインスタ映えするメニューを目当てに訪れるカフェでは、メニューや価格帯、内装、立地も変わってきます。ターゲットや利用目的・利用シーンを想定し、メニューや価格、店舗の雰囲気、営業時間などを決めて、お店のコンセプトを明確にします。

メニューを増やし過ぎると、店の特徴がぼやけて、ファンやリピーターを獲得しにくくなることもあります。さらに用意するべき食材が増え、ロスが増えるリスクも高まります。最近、増えているデリバリー業態に「唐揚げ」や「サラダ」など、1つのメニューに特化した専門店が多いのは、強みを打ち出しつつムダを抑えられるという理由もあります。

コネセプトが大事なのは、飲食店は失敗しても簡単にやり直しができないためです。沖縄料理店でハズしたからといって、すぐにイタリアンへ変更するのは難しいでしょう。例外としてデリバリー専門店ならジャンル変更は容易です。タブレットのボタン1つで休業にでき、1カ月もあれば新店舗をオープンできます。

土地、物件を探す

飲食店は「立地商売」といわれるほど、ロケーションが大事。立地でほぼ決まるといっても過言ではありません。主要駅の駅前ビルの1階にある飲食店は、家賃は高いですが、味やサービスが微妙でも繁盛しやすいものです。

エリアによってニーズが違うので、ターゲット層を集客しやすい場所を選ぶことが大事です。たとえば、韓国料理店がひしめく東京・新大久保で、韓国風チキンの店を出すのは、競合が多くて大変ですが、強い自信やウリがあるなら、あえて母数が大きいエリアに飛び込んで勝負に出るのも一手。いずれにせよ、立地調査は入念にやる必要があります。

開業資金が非常に少ない場合は、デリバリー業態から始めるのも一案です。デリバリー専門店であっても立地は重要。私たちの試算では、同じ東京23区内でも、エリアによって注文数に4倍近い開きがあります。ただし、注文数が多いからと渋谷や六本木を選んでも、競合が多く埋もれてしまいがちなので要注意。新規出店なら、注文数がある程度あり、かつ競合店舗が少ない場所が理想です。

物件は大きく「スケルトン物件」と「居抜き物件」があります。スケルトン物件とは、内装が撤去された状態の物件のこと。一方、居抜き物件とは、別の飲食店が撤退した後、調理設備や内装を譲り受ける物件です。居抜き物件は、自由に内装を決められない一方で、開業資金が安くすむメリットがあります。なお、物件探しと並行して資金調達も進めます。

開業の届け出をする

飲食店の開業には以下のような届け出が必要です。

  • 飲食店営業許可申請・・・飲食店としての営業許可ですべての飲食店が必要。施設工事完成予定日の10~15日前くらいを目安に保健所へ申請(※提出期限は地域によって異なる)
  • 食品衛生責任者設置届・・・すべての飲食店に資格保持者が必要。営業開始前に保健所へ届出
  • 防火管理者選任届・・・収容人数が30人以上の建物内にある飲食店に必要。営業開始前に消防署へ届出
  • 深夜酒類提供飲食店営業開始届出書・・・深夜0時以降にお酒を提供する店舗に必要。警察署へ届出

飲食店に限りませんが、創業時には以下のような届出も必要です。

個人で開業する場合

  • 個人事業の開業・廃業等届出書・・・事業の開始から1カ月以内に税務署へ届出
  • 青色申告承認申請書・・・青色申告をしたい場合に、申告する年の3月15日までに税務署へ提出

法人で開業する場合

  • 法人設立届出書・・・法人で開業する場合、設立日から2カ月以内に税務署へ届出
  • 給与支払い事務所等の開設届出書・・・従業員や給与を支払う場合、解説した日から1カ月以内に税務署へ届出
  • 青色申告承認申請書・・・青色申告をしたい場合に、設立後3カ月または、事業年度終了日の早いほうの前日までに税務署へ提出
  • 雇用保険の加入手続き・・・従業員を雇う場合、公共職業安定所(ハローワーク)へ、設置の日の翌日から起算して10日以内に届出
  • 労災保険加入の手続き・・・従業員を雇う場合、保険関係が成立した日の翌日から起算して10日以内に労働基準監督署へ届出
  • 社会保険加入の手続き・・・会社を設立した場合、社会保険事務所(年金事務所)へ速やかに届出

開業に必要な許可と資格

飲食店を開業するのに必要な許可は1つ、資格は2つあります。

  • 営業許可証・・・施設基準が飲食店営業に適している施設に対して許可を与えるもの。実店舗のある店なら、飲食店営業許可の範囲で、お酒を提供することができますが、テイクアウトやデリバリーの場合は、酒類小売業免許が必要です。
  • 食品衛生責任者・・・店舗の衛生管理を行うための資格で、都道府県で実施されている養成講習会の受講終了が要件。「飲食店営業許可申請書」の提出時に、保健所に「食品衛生責任者設置届」を提出する必要があります。
  • 防火管理者・・・消防計画を作成し、計画に基づいて防災管理を行うための資格です。建物全体の収容人数が30人以上であれば、テナントごとに防火管理者の設置が必要。建物の延べ面積や収容人数によって、甲種防火管理者または乙種防火管理者を置く必要があります。

無理のない事業計画を立てよう

飲食店を始めるには多額の資金がかかります。自己資金ゼロでも店舗はつくれるかもしれませんが、あまりに多額の融資を受けると返済も大変です。日本政策金融公庫の「新創業融資制度」を始め、資金調達の方法はいろいろありますが、自己資金ゼロなら、まずはある程度自己資金を貯めることも大事です。キッチンカーやデリバリー専門店のようなスモールビジネスからスタートして、徐々にステップアップしていくのもおすすめです。

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「何も分からないからこそ、うまくいきました!」  ​​サーモンステーキー ROMI TOKYO (神楽坂施設) 花田克仁さん  【KitchenBASE テナントオーナーインタビュー】

 

 

KitchenBASEは「新たな常識に挑戦する」を合言葉にして、デリバリー専門のクラウドキッチンとして誕生しました。入居するテナントオーナーにスペースと設備を提供するだけでなく、想いの詰まった料理をお届けするための販売サポートやコミュニティづくりまで行っています!

 

【KitchenBASE テナントオーナーインタビュー】
「何も分からないからこそ、うまくいきました」  ​​サーモンステーキー ROMI TOKYO (神楽坂施設) 花田克仁さん 

 

次々に新店舗を構えながら、フードデリバリーの可能性を広げ続けるKitchenBASE。そんな国内最大級の実績の秘密を探っていくインタビュー企画。今回は、サーモンステーキー ROMI TOKYO 花田さんにお話を聞きました!KitchenBASEの魅力について現場の声を聞いていきましょう!!

 

■デリバリーを始めようと思ったきっかけはなんですか?

 

もともと農業大学出身でしたので、卒業時には農家と飲食業を掛け合わせた事業を検討していました。しかし、当時は決意できず、企業に就職して百貨店でオーガニック系の惣菜をつくっていたんです。飲食業界は思った以上に大変な面もあり、約4年働いた時に一般企業の営業職に転職しました。その後は、サラリーマンをしながらも、やっぱり飲食の仕事がしたいという思いが強くなっていきましたね。昨年コロナの影響を受け、リモートワークで時間ができる中で、また飲食に挑戦してみようと。

 

以前飲食に関わっていたとはいえ、調理もデリバリーも分からないことばかりの状態でした。いろいろと調べていく中で、KitchenBASEを知りました。短期間でオープンすることができて、ノウハウのシェアやサポートサービスがあることから自分にとって良いなと。実店舗は家賃なども考慮するとどうしても初期費用がかさみますよね。家が神楽坂に近いのですぐにここだなって思ったんです。

 

実は今年の7月に退職、10月に神楽坂の施設に入居したので、始めてからはまだ2ヶ月ちょっとなんです。入居するまでは、デリバリープラットフォームでアルバイトをしながら料理の準備を進めていました。

 

 

 

花田さんの商品作りについて教えて下さい!

 

私の場合は食材が先に決まりました。飲食業の知り合いが多い中で、タイミング良くサーモンの卸しをしている方がいて、サーモンを使った料理がつくりたいと。最初はポキを販売し始めたものの、施設担当者に相談している中で、ステーキ系にしようという話になったんです。担当さんからも提案をしていただきながら、約2週間でメニューを変更しました。サーモンステーキは1ヶ月前から販売し始めたのですが、なんと売り上げが2倍以上になったんです。担当さんのおかげと言っても過言ではないですし、いつも本当に貴重なアドバイスをくれます。

 

今は他のブランドも立ち上げ、サーモンのクリームシチューを販売しています。サーモンステーキは低温調理しているので、崩れやすい部分はシチューに使いながら食材のロスも防げるんですメニューを増やすことでブランドを展開していけるので、楽しいですね。

 

サーモンシチューも美味しいですよ!

 

サーモンステーキの魅力はなんですか?

 

半身の状態で仕入れたサーモンをキッチンで捌いて時間をかけて低温調理しています。サーモンが柔らかいので崩れないように盛り付けも気をつけているんです。炙りサーモンもとても美味しいですよ。

 

一番人気なのはわさび醤油のサーモンステーキなのですが、タレにもバリエーションがあります。イタリアだったらトマトとチーズ、スペインだったらアヒージョなど、世界の味を再現したいと。いろんな味があった方がお客様にも喜んでもらえると思いますし、季節感を出す工夫もしていけるかな。

 

 

今のお仕事をしていて大変だったことや、嬉しかったことはなんですか?

 

最初売れていなかった時期もありましたが、それは当たり前のことで、そこを変えていくことが重要ですね。

 

自分自身がいい意味でこだわりが強くないので、柔軟に動きながら楽しむことができていると思います。KitchenBASEさんはデリバリーに関するデータを豊富に持っているので、分かっている人に聞いた方がいいと思って。ですから施設担当の方とのコミュニケーションを大切にして取り組んでいます。

 

唯一のこだわりとしては、顔が見えない分よりお客様に心配りをしていることですね。

容器にメッセージを書いたりして気持ちが届くように考えています。リピーターの方は端末に表示されるためこちらも把握できますし、注文者の名前もできるだけ覚えるように心がけているんです。配達後にコメントをいただいた時は嬉しいですよ。

 

Instagramでも発信しているので、今後はQRコードをつけたサンキューカードを同封して、お客様とコミュニケーションをとる機会をつくっていきます。

 

嬉しかったのは、お客様に「あんな美味しいものつくってくれて、ありがとう!」と言ってもらえたこと。ハラスユッケの注文があって、同じ日にまた2つ注文が入ったんです。間違われたのかなと思ってお問い合わせしてみると、とても気に入ってくださっていて。「初めて食べたとき唸った」とお伝えくださったときは、飲食の夢を叶えながら感動を届けられたことが、泣きそうなくらい嬉しかったです。

 

毎日楽しく料理をつくっています♪

 

■今後の展望をお願いします

 

KitchenBASE神楽坂のテナントオーナーはずっと続けながらも、拠点を都内に数店舗持ちたいですね。それから日本や国外にも広げていけたら。

 

自分で実店舗を持つことは、お客様と会う場所もつくっていけるので検討しています。その上でも、デリバリー初期のようなスモールビジネスから始めることは大切だと思うんです。先にお客様に味を知ってもらって、ファンを増やした状態で実店舗に臨む方が良い。

 

 

■読者の皆さんにメッセージをお願いします

 

飲食の仕事がやりたくて踏み出せない人にとっては参入しやすいと思います。私のような素人でもアドバイスをいただきながら運営できていますし、デリバリー業界の利点を活かして柔軟に動くことで売り上げに繋がっているんです。挑戦したいと思っている方であれば、迷っている時間がもったいないと思いますよ。

 

 

これからもROMI TOKYOをよろしくお願い致します!

 

 

▶︎ デリバリーキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」とは?

デリバリーキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、デリバリーキッチンと呼んでいます。

KitchenBASEでは飲食店開業のハードルをグッと下げ、デリバリーという分野からテナントオーナーの挑戦を手助けするサービスを提供しています。

テナントオーナーが同じキッチンのメンバーともコミュニケーションをとりながら、より良い環境で楽しく自分の料理づくりに打ち込めるようにサポートしていきます。

飲食業に興味がある方はぜひ一度お問い合わせください!

【お問い合わせはこちら】

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▶︎ KitchenBASEを一緒に運営しませんか??

KitchenBASEの運営会社である株式会社SENTOENでは、一緒に働く仲間を募集しています!風通しの良い社内環境の中で、経験豊富なメンバー全員で組織づくりをしています。少しでも関心を持っていただけたら、ぜひお気軽にご応募ください!!

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「個人が成長できる組織にしたい!」営業統括 / Head of Sales 吉田  堅太郎   【KitchenBASE メンバーインタビュー】

 

KitchenBASEは「新たな常識に挑戦する」を合言葉にして、デリバリー専門のクラウドキッチンとして誕生しました。入居するテナントオーナーにスペースと設備を提供するだけでなく、想いの詰まった料理をお届けするための販売サポートやコミュニティづくりまで行っています!

 

 【KitchenBASE メンバーインタビュー】

「個人が成長できる組織にしたい!」営業統括 / Head of Sales 吉田  堅太郎  

 

次々に新店舗を構えながら、フードデリバリーの可能性を広げ続けるKitchenBASE。そんな国内最大級の実績の秘密を探っていくメンバーのインタビュー企画。今回は、営業統括 / Head of Sales として活躍されている 吉田  堅太郎 さんに、KitchenBASEの魅力について伺ってきました!

 

 

■ KitchenBASEにジョインしたきっかけについて教えてください

 

リクルーターの方からタイミングよくお声がけをいただいたのがきっかけです。以前からいろんな企業様からもお話をいただいていたのですが、KitchenBASEの規模感を知る中で、「ここで働いてみたい」という直感があったんです。前職ではデリバリープラットフォームのセールスマネージャーをしていたので、KitchenBASEでも営業チームを統括する責任者としてお誘いを受けました。

 

だいぶ前になりますが、インターネットでホテルや旅館の宿泊予約が盛んになり始めた頃にスタートした宿泊予約サイトに10年ほど働く機会があり、当初は20人規模の小さかった会社が年々大きくなっていく過程を経験しています。当時の会社と今のKitchenBASEの規模や道筋がとても似ていて、忙しいことが楽しい日々が再び経験できる、世の中にインパクトを残し、お客様が喜んでくれるサービスを届けることができるのではないか、とわくわくしました。

 

素晴らしいお客様に支えられ、居心地の良い組織の中で、営業やマーケティングなど多くの経験をさせていただけたので、その時の知見も活かしながら取り組めると思ってます。

KitchenBASEも、会社の規模が大きくなるにつれて必要な役割も増えていくはずですので、個人が成長できる柔軟な組織になると良いですね。

 

 

■ 営業統括 / Head of Sales の仕事内容ややりがいは何ですか?

 

お客様の中には、インターネットを介して料理を販売するという経験はこれからという方も多いと思います。KitchenBASEのキッチンを提案する上では、例え話を交えてわかりやすく伝えたり、本質を理解していただく工夫をすることが必要だと思っています。そして、なによりもお客様が成功するための提案をしていくことが、私たちのやりがいに繋がっていくと思います。

 

2021年の8月に入社した時には営業担当者が4名いましたが、KitchenBASEでは、私が何かを教えなければならないという意識は必要ありませんでした。担当それぞれが前職までの経験を活かして活躍してもらうことが大切。営業としてのターゲットを達成するために、自分の個性と実力を大事にして欲しいです。過去に私が出会った上司としてのロールモデルがいるのですが、困った時に察知して助けられることが、求められる上司像として常に考えています。気兼ねなくいつでも相談してもらえる存在でいたいですね。

 

営業はマニュアルに縛られず、ある程度自分のやり方で働くことができる仕事です。裁量がある分、もちろん責任も伴いますが、責任ある役割にやりがいを感じられる仲間を増やしていきたいです。KitchenBASEの施設もかなり増える計画ですので、積極的にメンバーの採用活動をしていきます。

 

営業の仕事は契約締結までが基本ですが、キッチンの入居準備をお手伝いするオンボーディングチームや、料理の販売をサポート差し上げるカスタマーサクセスチームなどに繋いだ後も、お客様との関係は続きます。最初にコンタクトさせていただき、深くお話を伺う立場として、お客様の販売状況は常に気になりますので、契約をいただいたお客様が成功されることは、自分のことのように嬉しいことです。

また、入居されたお客様が別の施設へキッチンを追加契約することも最近増えています。その際にも、改めて契約のお話をさせていただくのは営業の役割になります。関連するチームに引き継いでからも、お客様と良い関係を続けていくことはとても大切なことですね。

 

 

 


家族との時間が楽しみのひとつです♪

 

 

■吉田さんの働く上での楽しみやこだわりは何ですか?

 

ストイックに数字として成果を出すことも一つの指標ではありますが、
チームのみんなが楽しく仕事をしていることが、自分の喜びに繋がっています。
「営業が楽しい」と言ってもらえたり、メンバーの変化に応じていろんな話ができることが楽しみです。

 

セールス部門には、顧客開拓と商談のアポイントを獲得するチームもあります。毎朝、営業担当と顧客開拓担当が全員顔を合わせて、前日の成果やお客様のコメントなどを共有する機会を設けています。

役割に関わらず、自分の働きがお客様の成功に繋がっていることを認識することは、大切だと思います。一人ひとりが活躍し、また貢献できることを楽しめるように取り組んでいきたいですね。

 

何かを成し遂げる時にも、日々の改善や個々人の課題を真摯に解決してこそ、大きな山が動くと思っています。ホームランを狙うのではなく。こつこつヒットを重ねて得点にしていく意識が大切です。

 

まだまだ成長過程にある会社ですので、日々の仕事の中で決断し、細かなことを整えていく大変さも当然あります。喜ばしいことに、混沌とした状況から新たなものをつくっていくことを苦としない性格で、白紙にものを描くことはわくわくするので、私としては心地よい忙しさを楽しんでいます

 

こだわりは「限りなくシンプル」に取り組むことですね。実は仕事の時は、できるだけ服装も決まったものを身に着けるようにしているんです。資料作成や人に何かを伝えるというときもシンプルにしたいということは共通していています。

 

 

吉田さんのとある1日

9:00

始業

10:00

セールス週次ミーティング

11:00

進捗・データ確認

14:30

マネージャーミーティング

16:00

案件確認&個別相談

17:30

営業メンバーと定例1on1

19:00

終業

 

 


アメリカで過ごしていた頃の家族写真(本人は左)。
今後は自身も家族と一緒に海外移住するかも!?

 

 

今後の展望を教えてください!

 

以前勤めていた会社でも「組織ができる過程」を経験してきました。その中で、個人のアイディアが世の中を変える可能性を信じています。会社としてつくり出すものごとも、実は社内の個々人が発案するところが原点になっていますからね。自分もKitchenBASEのメンバーの一人として、今後も世の中に影響を与える働きをしていきたいですね。

 

KitchenBASEはこれから世に広がっていく段階なので、関わる全ての方にKitchenBASEの良い印象を持っていただくことは、営業としての重要な役目です。注目や期待を持っていただく中で、必要な時に思い出してもらえる企業になりたいと思います。

 

2022年は更に施設が増えていきます。お客様の需要も増えていく中で、成功するための場所を提供していくのが私達の使命です。営業の役割もさらに重要になっていきますね。

 

生活者のみなさんにとっては、フードデリバリーにさらなる期待が寄せられていくと思います。あくまでも希望ではありますが、海外にある日本未進出のフードブランドも、KitchenBASEに参加していただけるようになると良いなと思っています。

 

 

■ KitchenBASEに興味があるあなたへ、魅力をお伝えします!

 

KitchenBASEは成功に向かって一緒に歩んでいくサービスがあり、十二分の価値提供ができると思っています。デリバリーは今後も継続して伸びていくので、可能性を感じていらっしゃる方には、ぜひチャンスを掴んで欲しいです。

 

メンバーに関しては飲食店の経験に限らず、いろんな知見を持った方が集まって欲しいと思っています。自走できる方はとても楽しく働いていただけると思うので、自分のやりたいことを一緒に実現していきましょう。

 

 

▶︎ デリバリーキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」とは?

デリバリーキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、デリバリーキッチンと呼んでいます。

KitchenBASEでは飲食店開業のハードルをグッと下げ、デリバリーという分野からテナントオーナーの挑戦を手助けするサービスを提供しています。

テナントオーナーが同じキッチンのメンバーともコミュニケーションをとりながら、より良い環境で楽しく自分の料理づくりに打ち込めるようにサポートしていきます。

飲食業に興味がある方はぜひ一度お問い合わせください!

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KitchenBASEの運営会社である株式会社SENTOENでは、一緒に働く仲間を募集しています!風通しの良い社内環境の中で、経験豊富なメンバー全員で組織づくりをしています。少しでも関心を持っていただけたら、ぜひお気軽にご応募ください!!

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「本場台湾の味を是非食べてみてください!」 ​​バオガー 神楽坂店 リュウツリンさん 【KitchenBASE テナントオーナーインタビュー】

KitchenBASEは「新たな常識に挑戦する」を合言葉にして、デリバリー専門のクラウドキッチンとして誕生しました。入居するテナントオーナーにスペースと設備を提供するだけでなく、想いの詰まった料理をお届けするための販売サポートやコミュニティづくりまで行っています!

 

【KitchenBASE テナントオーナーインタビュー】
「本場台湾の味を是非食べてみてください!」 ​​バオガー 神楽坂店 リュウツリンさん

 

次々に新店舗を構えながら、フードデリバリーの可能性を広げ続けるKitchenBASE。そんな国内最大級の実績の秘密を探っていくインタビュー企画。今回は、バオガー 神楽坂店  劉諮璘 / リュウツリンさんにお話を聞きました!KitchenBASEの魅力について現場の声を聞いていきましょう!!

 

■デリバリーを始めようと思ったきっかけはなんですか?

 

もともと日本でパイナップルケーキなどの台湾菓子の輸入販売をしており、今も日本橋や有楽町にお店を持っています。

お菓子以外にも台湾の料理を日本の方に知って欲しいと思っており、最初は実店舗を持つことを考えていたんです。

でも、ちょうどコロナの影響があり、デリバリーキッチンの方がいいと思いましたね。その後情報を調べている中で、キッチンベースを知り、初期費用などの条件を考慮して神楽坂施設への入居を決めました。

​​台湾バーガー専門店を展開したかったので、デリバリーの商品だと試行錯誤しながらメニューの完成度を高めていくことができると思ったんです。

 

 

■バオガー の商品ついて教えて下さい!

 

台湾料理であるガーバオを参考にして、できるだけ本場の伝統的な味に近づけました。基本となる「コンローバオガー 」は、じっくり煮込んだ五枚肉とピーナッツパウダー、高菜、パクチーの絶妙な組み合わせがくせになる美味さです。

また、ファストフードならではのバリエーションをつくりたいと思ったので、他国の要素も取り入れ発展させていきました。

新たなフュージョンとして、日本スタイルの「コロッケバオガー」、アメリカスタイルの「ハワイアンバオガー」などがありますので、是非お試しいただきたいですね。

 

定番の”コンロー”だけでなく、どの商品も満遍なく注文を受けるのですが、値段もお手頃なのでいろんな味を試していただいているんだと思います。

課題としては、夜の時間帯の売れ行きが弱いので、今後は夜のメニューを強化していく予定です。

「いもボール揚げ」などのサイドメニューにもこだわっていますよ。

 

 

定番の「コンロー」!

 

 

 

今のお仕事をしていて大変だったことや、嬉しかったことはなんですか?

 

一人で採用やオペレーションを調整しているので、慣れない部分はもちろん大変です。今後は調理の担当者を雇いながら、より効率的にしていきたいです。

食材の調達調達など課題はありますが、やりながら改善していけばいいという感覚でいますね。もともと食品関連の仕事が好きなので楽しく取り組めていますよ。

 

嬉しかったことはTBSやフジテレビにバオガー をとりあげていただいたことです。より多くの方に知っていただけるように、自社のホームページを作成し、SNSも各種立ち上げて情報発信にも努めています。今回はプレスリリースから見つけていただけたようです。

 

KitchenBASEに入居したのは9月半ばですが、実は入居後1ヶ月半ほど試作を繰り返し調整をした上で、10月にようやく販売を開始したんです。なので、販売開始当初から反響をいただけたことはとても励みになりました

現在はUberEatsや出前館など5つのデリバリープラ ットフォームを利用しながら、催事の出店なども行っています。できるだけ沢山の方にバオガー を届けることができれば嬉しいですね。

 

 

 

■今後の展望をお願いします

 

まずは、台湾の料理や本場の味を知ってもらうことに取り組んでいきたいです。

ゆくゆく別の料理も検討していきたいですね。

 

 

こちらもおすすめの「バオガー 三色丼」!

 

■デリバリーやKitchenBASEの魅力はなんですか?

 

KitchenBASEを通して、食の習慣が変わっていくと思います。デリバリーの熱が高まり、この2年間で働き方などもが変化しました。引き続き長期的にデリバリーが求められていくのではないでしょうか。

 

KitchenBASEは他のテナントさんもいるので、お互いに相談できるのがいいですね。

あとは、担当者が配達員の対応を一括してくれるので効率的で楽だと思います。

いろんなプラットフォームを統合するシステムがあるので、今後より使いやすくなるのではないかと期待しています。

 

 

■読者の皆さんにメッセージをお願いします

 

自分ももともとは職人ではないので、デリバリー業界のことは分からないことが多いです。とにかくやってみようと思いましたし、今後も挑戦していきたいという気持ちで前向きに取り組めています。興味がある方は、まずはやってみるといろんな学びがあると思います!

 

▶︎ デリバリーキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」とは?

デリバリーキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、デリバリーキッチンと呼んでいます。

KitchenBASEでは飲食店開業のハードルをグッと下げ、デリバリーという分野からテナントオーナーの挑戦を手助けするサービスを提供しています。

テナントオーナーが同じキッチンのメンバーともコミュニケーションをとりながら、より良い環境で楽しく自分の料理づくりに打ち込めるようにサポートしていきます。

飲食業に興味がある方はぜひ一度お問い合わせください!

【お問い合わせはこちら】

【Webサイトはこちら】

 

▶︎ KitchenBASEを一緒に運営しませんか??

KitchenBASEの運営会社である株式会社SENTOENでは、一緒に働く仲間を募集しています!風通しの良い社内環境の中で、経験豊富なメンバー全員で組織づくりをしています。少しでも関心を持っていただけたら、ぜひお気軽にご応募ください!!

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Mr. CHEESECAKE 田村さんと語る 「長く愛されるブランド作りとデリバリー業界の今後」〈後編〉

Mr. CHEESECAKE 田村さんと語る

「長く愛されるブランド作りとデリバリー業界の今後」〈後編〉

 

 

KitchenBASE直営店舗の看板商品であるNY屋台メシ‼︎チキンオーバーライス」生誕1.5周年を迎えました!今回は記念対談企画として、Mr. CHEESECAKE代表の田村浩二さんをゲストにお招きして「長く愛されるブランド作りとデリバリー業界の今後」をテーマにお送りしております。

 

〈前編〉ではキッチンベースの「NY屋台メシ!!チキンオーバーライス」の誕生秘話を振り返りつつ、田村さんに新ソース3種も試食していただきました。

 

Mr. CHEESECAKEを通して多くのファンを魅了し、ブランドのアップデートを重ねている田村さん。引き続き、田村さんの考える魅力的な商品づくりとは何かをお聞きしていきましょう!

 

 

長く愛されるブランド作り

 

有村:KitchenBASEは創業から2年6ヶ月が経ち、最初の4キッチンから100を超えるキッチンに成長しました。振り返ってみていかがですか?

 

 

関東では4施設、関西初進出となる大阪にも施設をオープン

 

 

山口:正直、常に前に進んでいるので実感は少ないんです。

今は大阪の難波に、27キッチンを有する施設もオープンして、入居を開始しているところです。大阪は東京とはまた違ったデリバリー文化があり人気メニューも少し違いがあるのですが、大きな大阪の特徴としては、テナントオーナーとの交渉時点からコミュニケーション量がはるかに多い。地域ごとの文化に応じたやり方を考えて進んでいきたいですね。大阪が軌道に乗れば、他の主要都市などの拠点も考えていきたいと思います。

 

 

有村:Mr. CHEESECAKEのお客様はどういった場所の方が多いのでしょうか?

 

田村さん:半分は首都圏の方ですね。今はポップアップで全国に出向いているのですが、色々な土地でお客様が足を運んでくださりMr. CHEESECAKEを知ってくれていることが分かり、いい機会になりました。

 

 

有村:普段はEC販売のみのMr. CHEESECAKEですが、実店舗でお客様に直接会える機会というのは双方にとって嬉しいですよね。ぜひ、ポップアップのことも教えてください!

 

田村さん:今は11箇所のポップアップに取り組んでいます。基本的には関東以外の主要都市の認知拡大ができるように、大阪、京都、神戸、福岡、札幌、仙台を設定しました。それに加えてチャレンジしたい都市で大分や広島、そして高知や金沢などですね。

どこまで認知度があるのかわからない部分もあったのですが、1発目の大分初日には300人もの人が並んでくださり、1回で5〜6本購入される方もいたりと、自分たちも驚きました。実施自体は大変なこともありますが、お客様の反応や喜ぶ顔を見ることができ、スタッフにとってもいい経験になったと思います。

 

限定のホリデーミスチ (ピスタチオ ラズベリー)高知でもまっさきに売り切れたそう

 

 

KitchenBASEのデリバリー戦略

 

山口:田村さんのやり方はデリバリー業態にも合うのかなと思いました。今テナントオーナーさんの中で、デリバリーからスタートして実店舗を目指している方がいるんです。最初にデリバリーで味を知ってもらいファンができていると、実店舗を持つときに強みになると思います。

 

田村:新しいデリバリーの活用については、色々な業界のやり方がヒントになりますよね。全国にKitchenBASEが広がり、オペレーション構築のノウハウや新しい商品の開発や提案力があれば、テストマーケティングの営業もできると思いますよ。

実績をつくることで、他企業からの需要も高まっていくでしょう。山口くんの力の見せどころですね!笑

 

山口:そうですね!正に、エンタープライズにおいてはまだまだ改善点が多いと感じています。我々の強みはオペレーションやデータ分析にあるので、その活用方法はもっとあるなと。

以前はゴーストレストランという言葉すら認識されていなかった。そこから2年間かけてようやく、副業ではなく本業として、デリバリーの土台が出来上がったと思います。日本のデリバリー市場はまだまだこれからだと思うので、来年も色々仕掛けていきたいですね。

 

 

 

デリバリー業界のこれから

 

有村:コロナが明けたら、デリバリー業界はどうなると思いますか?

 

山口:Eコマースと同じ流れを辿る気がしていて、一気に高まったデリバリー需要は例えコロナが明けても普遍でしょう。人は必ず便利なものを求めて使っていくので、デリバリーのニーズは続くと思います。また、未発達な部分が一つずつ改善していことでサービスの価値が高まっていくので、更に需要も増えてくると考えています!

 

 

 

 

田村:グローサリーやコンビニでもデリバリーができるようになり、機能が増えることで今後は更に身近になっていくと思います。今までは自炊や外食代わりにデリバリーを利用していた方が、一人や家族で食べること以外に様々なシーンでデリバリーを使うことになるでしょうね。ユーザーが使い方を選ぶようになったときに、戦略的にテナントやブランドを精査したり、シーンに応じた商品訴求をすることで戦い方が変わってきますよね。

ユーザーの使用シーンが変わることで劇的に成長する部分が出てくるので、そこを深堀りして対応していくことが大事になると思います。

 

 

有村:フェーズや需要にあわせた戦略が必要不可欠ですよね。ところでもし田村さんがゴーストレストランを出すとしたら、どんなお店がいいですか?

 

田村:いや〜、どうでしょうね。笑 自身が食事に気を使うようになって、なるべく野菜やタンパク質が摂れるヘルシーなものを選ぶことも増えました。でも、デリバリーではガッツリしたメニューかサラダがほとんどなので、温野菜がしっかり食べられるところは少ないですよね。ユーザーが求めているものを把握して、週1回必ず食べられる商品をつくることができたら勝ち筋があると思います。

ユーザーもデリバリーに慣れてきて利用頻度が増えていくので、時代やタイミングに応じて選ばれやすい商材を見ていくことが必要になっていきます。人々の関心がどこに向いているのかを追っていくことが大切ですよね。

 

 

KitchenBASEの可能性

 

有村:今まで10個以上のブランドを立ち上げてきた直営店舗ですが、リピート率が一番高いものは何ですか?

 

武田:「NY屋台メシ‼︎チキンオーバーライス」に加えて「TOKYO POKE MAKERS =トーキョーポキ=」もリピーターが多いですね。POKEは食べ応えのある丼物ですが、彩りも良くヘルシーなので女性にも人気です。ダイエット中に、POKEを週1回の楽しみにしながら10kg減量されたお客様がいらっしゃって、報告を受けた際には感動しましたね。他にもデリバリーでKitchenBASEを知って、施設までテイクアウトに来てくださる方もいるので、お客様を近くに感じることができて嬉しいです直営店舗のインタビュー記事はこちら

 

 

山口:レストランオーナーの方々はそのように身近でお客様と接することを求めている方も多いと思うので、デリバリーも実店舗を併せてできるといいですよね。

 

田村:それこそ、KitchenBASE主宰で、デリバリーでしか頼めないブランドを集めた屋台をやってもいいんじゃないんですか?それか、直営の実店舗を一つ作って、毎月テナント様を変えるのも面白いですよね!

 

武田:いいですね!私も飲食業界を経験してきて、デリバリーも好きなのですが、お客様が目の前で料理を食べてくれることがモチベーションになることもあると思います。 

ゆくゆくはKitchenBASEフェスなどイベントもできたら楽しそう!

 

 

KitchenBASEとMr. CHEESECAKEの今後の歩み

 

有村:最後にみなさんの今後の展望を教えてください!

 

田村:タイミングは決まっていませんが、Mr. CHEESECAKEはグローバルを攻めていく予定で準備を進めています。事業規模を拡大すること以上に、日本ブランドの海外進出というワクワクする挑戦をしていきたい気持ちが大きいですね。会社として考えていくと、今後は新規事業の立ち上げや飲食店経営、フードテックへの参入など可能性は大きいと思います。機会が来た際に挑戦できるように、今は着実に各事業を伸ばしていきたいですね。

 

 

武田:2年間様々な商品開発に取り組む中で、お客様の利用シーンも変わり、多くのデリバリー店が出てきました。常に思考を働かせて広い視野で見ていかないと、産み出す商品も凝り固まることに改めて気づけましたね。

もっとアップデートしながら、商品だけでなく、デリバリーで提供できる食事の魅せ方も考えていきたいと思います。

 

 

山口:拡大期に入るテナント様にとってはKitchenBASEを利用していただくメリットは大きいと思います。その点では施設展開のスピード感が強みになっていると思います。それとは別に、これから始めるテナント様にはデリバリーのいろはからお伝えすることができる。

対象が幅広いことが今の価値にはなっているのですが、ターゲットを寄せることも検討する必要があると思います。

 

来年の展望としては3つあり、まずは、グローサリー事業をオープンさせてアイスやドリンクの扱いを本格始動したいと思っています。そしてキッチン事業に関しては見直しを図りながらテナント様が本業として利益が出る状態を確立したい。最後に、大阪施設をローンチすることができたので、引き続き他の地域につながるよう結果を出していくこと。この3軸が2022年の大きな目標になります!

 

 

 

山口:今回の対談で戦略やターゲットがより定まったのでいい機会になりました。田村さん、ありがとうございました!

 

 

 

真面目な話もしつつ、笑いのたえない時間でした。田村さんありがとうございました!

 

 

今回はチキンオーバーライスの1.5周年を記念して、Mr. CHEESECAKE代表田村浩二さんKitchenBASE代表山口大介の特別対談の様子を全2回に渡ってお届けしてまいりました。

田村さんのお話を通して、魅力的な商品や長く愛されるブランド作り以外にも、多くのヒントをいただきました。

 

 

▶︎ Mr. CHEESECAKE 【HPはこちら

 

▶︎ デリバリーキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」とは?

デリバリーキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、デリバリーキッチンと呼んでいます。

KitchenBASEでは飲食店開業のハードルをグッと下げ、デリバリーという分野からテナントオーナーの挑戦を手助けするサービスを提供しています。

テナントオーナーが同じキッチンのメンバーともコミュニケーションをとりながら、より良い環境で楽しく自分の料理づくりに打ち込めるようにサポートしていきます。

飲食業に興味がある方はぜひ一度お問い合わせください!

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KitchenBASEの運営会社である株式会社SENTOENでは、一緒に働く仲間を募集しています!風通しの良い社内環境の中で、経験豊富なメンバー全員で組織づくりをしています。少しでも関心を持っていただけたら、ぜひお気軽にご応募ください!!

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※撮影時は周囲に配慮してマスクを外しています

写真:大歯 遊子

記事:machiko

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Mr. CHEESECAKE 田村さんと語る 「長く愛されるブランド作りとデリバリー業界の今後」〈前編〉

Mr. CHEESECAKE 田村さんと語る 「長く愛されるブランド作りとデリバリー業界の今後」〈前編〉

 

 

KitchenBASE直営店舗の看板商品である「NY屋台メシ‼︎チキンオーバーライス」が生誕1.5周年を迎えました!今回は記念対談として、Mr. CHEESECAKE代表の田村浩二さんをゲストにお招きして「長く愛されるブランド作りとデリバリー業界の今後」をテーマにお話していきます。

 

 

発売開始から1年半が経つ「NY屋台メシ!!チキンオーバーライス」は月商450万円越えの人気商品に成長し、今も尚進化し続けています。(現在は目黒・神楽坂・浅草・中野の4箇所で展開中)

 

 

一方Mr. CHEESECAKEを通して多くのファンを魅了し、ブランドのアップデートを重ねている田村さん。田村さんの考える魅力的な商品づくりとは何かをお聞きしていきましょう!

 

 

今回は新ソース3種も試食していただいたのですが、果たして田村さんの評価はいかに?!

 

<参加者>

Mr. CHEESECAKE代表:田村浩二さん

代表大介:山口大介、​​キッチン運営責任者/ブランド開発:武田玲佳、PR:有村理沙

 

 

 

山口と田村さんの出会いとチキンオーバーライスの誕生

 

有村:まずは山口さんと田村さんの出会いから振り返っていきたいのですが、どこでお知り合いになったのでしょうか?

 

山口:KitchenBASEを創業して2年半になるのですが、立ち上げたときに自分は飲食業の知見がありませんでした。そんな折、知り合いが田村さんの存在を教えてくれたんです。

初めて田村さんのレストランを訪れたとき、あまりの美味しさにに衝撃を受けまして・・・ダメ元でお話をお伺いしたいと連絡をさせていただいたところ、なんと返信をしてくださったんです。

 

当時はシェアキッチンをすることは決めていましたが、デリバリーにするかを悩んでいる状況でした。その時、田村さんからいただいた言葉が大きな後押しとなり、その足で施設用の物件を決めに行ったことを覚えています。

 

 

 

田村さん:当時はいろんな方からご連絡をいただいていて、同じような話を聞いていました。その中でも、山口くんは自分で商品販売を行った経験やアイディアを持っており、行動が伴っていたんです。既にPDCAが回せているのであれば、食に関する部分は自分がお手伝いできるかもしれないと思えましたね。

 

 

山口:田村さんには初期テナントの審査の際もお力添えいただきました。中目黒の施設に入居希望してくださっていた10組ほどのメニューを試食していただき、3テナントを選定しました。

 

田村さん:当初は皆さん慣れないキッチンでつくっていましたし、デリバリー向けという想定が為されていないメニューもありました。判断の基準は難しかったですね。

 

 

 

有村:4キッチンしかない中目黒に応募が殺到し、選定も難しかったですよね。そしてKitchenBASEとしても1キッチンに直営店舗を出しました。今となっては定番商品となったチキンオーバーライス、ぜひ誕生秘話をお聞きしたいです。

 

山口:キッチンベースの直営店舗では、最初はサラダやスムージーなどの既存ブランドを取り扱ったり、様々なメニューを開発してみたり、試行錯誤していました。求めるメニューができずに食の難しさに直面していた折に、田村さんにご相談させていただきました。

 

田村さん:デリバリーに向いた商品にするには、「多少冷めても美味しくて、やみつきになるもの」が必要でした。その中で味つけがしっかりしていて、ヘルシーでボリュームのある鶏肉がいいとなりましたよね。

実際にレシピ作成する段階では、自分が作ったものを落とし込むのではなく、KitchenBASEが作った案に自分がアドバイスをして改善していきました。

現場で育てていく料理は、現場のスタッフが作ることが大切ですし、そうしないと社内にノウハウが蓄積していかない。細かい味付けやオペレーションの改善方法など、一連の動作に対して具体的な助言を行いました。

 

 

アドバイスをくださる田村さん

 

デリバリー料理の場合は、キッチンで美味しい状態に仕上げても、食べるときの美味しさを完全に一致させることはできません。できる限り同等の美味しさを届けつつ作業工程を簡易化し、お客様のもとに早くお届けすることが、店側と客側の双方にとって1番いいやり方だと思います。

 

山口:実際にチキンオーバーライスも、1品作る時間が7分から1分に短縮できましたよね。

 

田村:Mr. CHEESECAKEのようなD2Cの場合はSNS上でお客様とコミュニケーションをとりながら継続に繋げますが、デリバリーでも同じ考え方が大切です。

お客様にフィードバックがもらえる環境作りが大事なので、QRコードを載せたカードを同封することやコメントを残せるフォーム作りなども行いましたよね。

 

 

チキンオーバーライスと一緒にお届けしているサンキューカード

 

 

チキンオーバーライスの道のりと次に向けた試み

 

 

有村:色々な改善を経て大ヒットしたチキンオーバーライス、今までの経緯や最近完成した新ソースについて教えてください。

 

武田:私はキッチン運営責任者を兼務する形で商品開発に取り組んでおります。初回につくったチキンオーバーライスの後にも、数多くの商品開発を担当させていただきました。直近ですと、「TOKYO POKE MAKERS =トーキョーポキ= 」のPOKE丼シンガポールの定番料理ラクサを開発し、販売をはじめました。

 

 

 

TOKYO POKE MAKERS

 

【濃厚エビ出汁スープヌードル】Ya! LAKSA

 

チキンオーバーライスは、手作りのサルサソースやトッピングにゆで卵やチェダーチーズ、トルティーヤチップスやパクチーなどを加えながら少しずつアップデートを重ねてきました。 

お米の硬さについてご意見も多く、本場のパサついたものよりも日本人好みの水分の多いライスに変えました。先ほど田村さんがおっしゃっていた通り、SNSやサンキューカードなどを通してお客様のご意見をしっかり見て、できる範囲で要望にお応えするようにしています。

 

そして今回は1.5周年ということもあり、ソースを新たに開発しました。激辛!!ハバネロソースハニーマスタードソースジェノベーゼソースの3種類で、激辛!!ハバネロソースは、既存のHOTソースよりも辛いものを求めるお客様の声を反映してつくりました。ハニーマスタードは甘さとジャンクさを、ジェノベーゼは濃いバターソースとハーブの爽やかさを合わせたものでナッツの食感も楽しんでいただけます。

 

激辛 ‼︎ハバネロソース

 

ハニーマスタードソース

 

ジェノベーゼソース

 

 

有村:今回は3種の新ソースを田村さんにもご試食いただきました!ご感想はいかがでしょうか?ぜひ厳しいご意見もお願いします!笑 

 

田村さん:ありがとうございます、ソース毎に私の感じたことをお伝えしていきますね!

 

・・・と各ソースごとに細かいアドバイスをいただいたのですが、それは企業秘密! 新ソースも改善していきますので、お楽しみに。

 

武田:金言の宝庫すぎてメモを取る手が止まりません・・・のちほど録音した音声も聞き直し、早速改善してみます!

 

 

現在期間限定で「ことこと煮込んだチキンのトマトスパイス煮込み」発売中!

 

 

 

商品開発のヒント

 

山口:田村さんはなぜ食に対してそんなに解像度が高い考察やコメントができるんですか?

 

田村さん:自分が本当に美味しいと思うもの以外はすべて何らかの違和感を感じるので、いつもその原因を考えています。集中することで、味覚や嗅覚が研ぎ澄まされているんです。

昔から食べるものには注意していて、20歳頃からは週1回はレストランに行き何が心地いいかを意識して食事をしていましたし、フランスに渡った時も食べるもの一つ一つに集中して過ごしていました。1食3品料理が出たとして、1日で約20種類もの食材が使われているとすると、本当に多くの食材を口にしているんです。意識を向けることで、味のデータ量が違ってきます。その感覚を棚卸しして、言語化して人に伝えるようにしているんです。

 

山口:いつも思うのですが、田村さんの食材への愛を感じますよね!

 

 

田村さん:産まれが海の町で市場があり、父の実家が農家だったので、食材に囲まれて育ったこともあるかもしれませんね。例えば、トマト一つにしても地域や時期で美味しさが異なるので、どう加工したら1番美味しくなるか、どの食材を合わせたら最適かを考えています。食材が好きなことに加えて、食材に詳しいことは料理人の必然的な武器だと思います。

 

チキンオーバーライスを例にすると、例えば使用するマスタードの調査や食べ比べをして試行錯誤することで、深く語れる商品になる。その小さな積み上げで料理が美味しくなります。

 

 

 

有村:”ストーリーのある商品作り”というお話がありましたが、Mr. CHEESECAKEのプロダクト開発についても教えていただけますか?

 

田村さん:ミスチはいろんなフレーバーがありますが、基本的には自分が作りたいものをベースにしています。お客様からの要望と季節感が一致してつくることもありますね。最近はマロンはチーズケーキに合わないと思いつつ挑戦してみました。一見合わないかなと思う素材も、実際に組み合わせてみることで分かることもありますね

 

  期間限定で発売された、

Mr. CHEESECAKE  MARRON

 

 

今は既に来年秋の商品を考えていて色々な食材を加工してキープしています。どの生産者が、どのタイミングで、何をどう作って、彼らとどのようなコミュニケーションをとるのかは会社の中でも自分しか知らない領域です。数も多くなってくると調達する原材料を把握しておくことが重要で、来春の食材も1月には決めていきます。

数ヶ月前に資材を発注するとなると、その前にフレーバーを決める必要がありますよね。

 

山口:たしかに言われてみるとそうですね・・・

 

武田:我々はまだそこまで計画的にできていないのが課題でもあります。お話を聞いているだけで学びになることばかりです!

 

 

今回はチキンオーバーライスの誕生から1.5年を振り返りながら、魅力的な商品をどのようにつくるのかを語っていただきました。

 

〈後編〉でも引き続き、長く愛されるブランドづくりKitchenBASEの今後の展開についてお伺いしていきたいと思います。お楽しみに!

 

 

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▶︎ デリバリーキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」とは?

デリバリーキッチンとは、オンラインで注文を受けるデリバリー専用のキッチンです。KitchenBASEでは1つの空間を区画で分けて複数の店舗でキッチンをシェアするため、デリバリーキッチンと呼んでいます。

KitchenBASEでは飲食店開業のハードルをグッと下げ、デリバリーという分野からテナントオーナーの挑戦を手助けするサービスを提供しています。

テナントオーナーが同じキッチンのメンバーともコミュニケーションをとりながら、より良い環境で楽しく自分の料理づくりに打ち込めるようにサポートしていきます。

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